2回目のオセロー読み

シェークスピアの「オセロー」を読んだ。
高校生のときに読んで以来。男のジェラシイで愛妻を殺してしまう、バカな男の物語と思っていたが、そんな単純なものではなかった。

時は1500年頃のベニス。当時のヨーロッパの中心都市だ。黒人の有能な上官をねたんだ白人の部下が、上官に、妻の不倫話を流しジェラシーの炎を燃え立てさせる。新婦に実は男がいるとささやきく。それがどんどんあたっていく。戦争には強いこの黒人の上官だが、一旦不信感をもつと弱い。差別されている黒人オセローは白人を押しのけて上官になるのだから、よっぽど有能で、かつ背伸びをしてきたに違いない。だから、どんどん泥沼にはまっていく。40年ぶりに読んでそう思った。

ジェラシーなんて女の専売特許といわれるが、いやいや男のそれも陰湿である。私も60年生きるとそう思う。別の言い方ではパワハラ。仕事が出来る者への当てこすり、あるいはちょっとしたへまなり行き違いを誇大にいって責任を問う。攻撃した側は気楽なもので一時の清涼飲料でしかなく忘れてしまう、でも言われた側は苦しい。

オセローに限らずシェークスピアの本は日常と係わるテーマが多い。再び読み始めようかなと思った。でもチェーホフの全集もあるし・・・・

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我が家にはウサギが2羽いる。これは娘の友達が結婚式でバリ島にいくからと1週間あづかった。ライオンうさぎといって高価だろうが不細工なオスウサギだ。すごく人に慣れている。

一方、我が家のケンタはオランダのミックスで、今は先祖がえりの穴ウサギ。人間にはなれないが、もっとかわいらしいお嬢さんだ。
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