石油の決算はひどいことに

3月締めの石油元売会社の決算が出た。JX-775億円(経常利益)、出光-221億円(営業利益)、そしてコスモ-414億円(経常)。いずれもボロボロの惨状だ。特に、1月~3月のマージンがひどいとは聞いていたがここまで行くと大変だ。3社とも石油開発や石油化学の利益で表面的には糊塗できてはいるが・・・・・・
「良い時もあれば悪いときもあるさ」といった楽観論もあろうが、ガソリン需要の落ち込みからして過剰設備の見直しは待ったなし。組合にとっても厳しい判断が問われる。

仕事のこと
昨日は海上にある原油桟橋の飲料水タンクの定期清掃に立ち会った。容器内作業なので危険、業者まかせにはできない。丁度、大型タンカー離桟のタイミングを見た。大きな船を豆粒ほどの小さな2隻が、引っ張ったり押したりして手際よく桟橋から離し、離れたらVLCCはあっという間に前進していった。
桟橋から陸に運んでくれる船の都合もあって、待機時間が長かった。うとうとして過ごしたら、普通よりもかえって疲れた。夜、焼酎1杯で眠くなった。

会社の年金概況説明
TG年金の概況説明が組合にあった。運用が25%と良く、会社掛金も予定通り払ったので、財政検証では大きく改善。制度が今後も続く「継続基準」では積立金が責任準備金を越した。一方、制度が即時終了した「非継続基準」ではまだ不足しているが4年かけて100%にする、という。
25%の運用益とはすごい。アベノミクスで貨幣をたくさん刷った影響で、円安になりそれが株価高騰になった。
それにしてもいいな。私の、塩漬けにしている投資信託はなど軒並みマイナスだ。、ロシアの債権なんて買ったとき(10年前?)に比べ-40%だったが、ウクライナ事態で更に悪化していることだろう。BRICSとか他のも、似たようなもので報告書を見もしない。
財務のプロというのはやはりすごい。

石井光太「遺体」、文庫本
3・11の津波に襲われた釜石の、その後の遺体確認や葬儀をルポしたものだ。結果としては1千人の被害者だったが、直後は3千人ともいわれ、行政は機能麻痺に。
海岸近くと違って、すぐそばの高台は被害なし、全く静か。高台の人にとって、テレビでしかわからなかった。当初はうそだろう!遺体が運び込まれている学校の現場を見ないことにはその惨状は実感されない。
遺体収容や身元確認などを縁の下で支えた人たちを、数ヶ月に渡って定点観測をした貴重な資料だ。週刊誌でルポしたものを整理したとある。
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コメント

さすがにここまでガソリン高くなると、消費に影響するですよね

石油業界では、マージンが確保できずに四苦八苦
消費者はこんな高いガソリンなんか買ってられるか
これではこの先知れてるわ(T_T)

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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