川崎工場は安全の日

TG川崎工場は今日安全の日だ。
20年ほど前、硫化水素漏洩事故があり、たくさんの死傷者が出た。これを繰り返さないようにと毎年災害のあったこの日を記念している。
現在工場内は4年に1度の定期整備(TA)工事でたくさんの業者が入り、重機などですごいことになっている。製油所で最も危険なのはこの定期整備工事とその後の正常運転だ。
工事が始まってから、小さな事故が続いている。中には人身事故になりかねないものもある。それで、29日には一旦全ての作業を止め、事故撲滅に向けて従業員、業者全てで職場ごとに話し合いを持った。工期が遅れても仕方がない。安全優先のねじを巻くほうが大事と工場長の判断。そして本日の「安全の日」を迎えた。

私は午前中、KPIの組合団交で不在だった。午後、現場で作業をしていたら赤や黄色のヘルメット集団が工事現場を見て回っていた。武藤社長を含む会社幹部だ。川崎工場のTAの安全遂行を気にかけている。バスを乗る前に武藤さんとも立ち話をした。

20年前の硫化水素事故、私の思い出
この事件が起こるや、地域の労災問題を扱うNGOから、東燃(当時の会社)に申し入れをするので名を連ねろといってきた。隣のゼネラル石油の組合専従であり、その団体とは昵懇の仲。この事件に対し、同業かつ隣接会社なので、わが組合は当然応ずるものと勝手に思っていたようだ。

事故で大童のとき、申し入れをしても何かまともな返事が来るとも思わなかったし、さぞ困った状態にあるだろうことは推測できた。困った者に更に外から騒ぎを起こすだけになるし、事故には複雑な背景があるはずと、申し入れを断った。そしたらその団体の若造から非難された。
ゼネ石労組は結局のところ企業内組合で、同じ産業で起きた惨事に関心がないのだ!
スタンダード労組も昭和シェル労組も応じているのに、なぜ一緒に協力しないのか!

フンと静観した。予測されたことだが、「事故を繰り返す東燃、安全管理に問題がある」と非難しようとも、内実が分かるわけでもないし、地域の団体の申し入れなど、自己満足な批判でしかなかった。

それからその団体と、個人的には疎遠になった。詰まらん批判をされたいやな思い出だ。

KPIで春闘回答
5月最後の今日、KPIで回答が出た。午前中はこれに出た。
石油他社の回答の平均を参考にする方式なので、例年この時期となる。
賃上げが1・98%、6702円。一時金が5・59カ月-0・3カ月。マイナスは昨年の事故や業績を反映したKPI独自の査定。

今年の春闘ではスト権をたて、腕章を巻いた。隣のコスモ千葉との共同化に対しての雇用不安や労働条件切り下げを懸念したからだ。要求では、「共同化健検討に当たっては雇用維持を前提にせよ」とした。

会社の答えは、共同化事業の技術的な詰めをやっており、会社をどうするとかは何もやっていない。
それだけでは困ると組合。
最終的には、「検討段階では最大限努力する」と工場長がいい、マーそれでいいかとした。
終業時で腕章闘争をやめた。

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コメント

議論しよう

議論しよう
課長と悠youを見ながら議論した。心配症さんへの和田さんのコメントには納得できません。1.経営者のミス;経産省は5年も前から需要の激減、設備過剰を問題とし設備高度化を進めている。EMは日本の石油ビジネスに魅力は無いと撤退した。今頃「予想以上の厳しさ」と驚くのは「経営者のミス」どころか「経営者失格」です。「TGだけが赤字でない。構造的問題。」とは評価が甘い。他社は上流などでカバーし全社では黒字です。TG現経営陣は将来の展望も持たず借金してまでEMに多額の金を払い彼らが見切りをつけた下流部門の買収をさせられた。加えて、経済性の無い三井/日本ユニカーの買収までした。結果、当然ですが経営は赤字で借金が益々増えている。金がなく、多角化が難しい。展望の無い下流部門に特化です。また、3月株主総会で600億円と大見栄を切ったそうです。僅か2ヶ月前の事です。見通しが甘かったでは通りません。これでも尚「経営者のミスは無い」との評価ですか。2.配当維持/ストックオプション導入の理由;もし、配当を下げたら株価は暴落です。現経営陣は責任を問われるでしょう。彼らには将来のTGより株を貰い私腹を肥やすことが優先と見えます。3.工場では皆頑張っている;理解できます。私もそうです。・・負けると判っている戦争を聖戦と煽り、戦況等の情報を統制し国民に我慢と犠牲を押し付けた軍の上層部。自分たちの責任問題を避ける為に戦争を続けた上層部。一方で何も知らされず、上層部を信じ、自分たちの家族を守る為に先の見えない戦いに必死に立向かい死んだ兵士たち。W氏の評価は「戦争は避けられない状況だった。当時の正しい選択だった。皆、勝とうと頑張った。予想以上にアメリカが強かった。軍の上層部のミスでは無い。ドイツも同じだった。たまたま、状況が悪かった。」ですか?和田さん、本気で議論し、みんなの気持ちを理解してください。和田さんと、このブログが最後の砦です。

で、この人は何を言いたいのだろ?
EMの下でいつまでも粘れば良かったということ?
それこそいつ見切りをつけて売却されるか時間の問題だったんじゃないの?
それよりは何とかして自分達の自助努力でサステナブルな経営を目指したんでしょ!
今の経営の最大の課題は、誰が考えても次の飯の種を蒔いて育てること
そのためにあなたも愚痴ってないで知恵を出しましょう!

川崎工場は安全の日

議論しよう(2):
和田さんの「この人は何を言いたいのだろう」のコメント残念です。私たちの再議論です。1、お粗末な現経営陣;EMは日本に見切りをつけ撤退/売却を急いだ。「いつ見切りをつけて売却されるか・・心配」とは石油産業の将来見通し、経済性評価に無知な(経営者に相応しくない)人の意見です。EMが経済性なしと判断した物件を誰が安易に買いますか?可能性あるのは産油国位でしょう。LNGに押されている産油国にとって追加での原油供給(販売)先の確保は魅力的でしょう。現実に、当時アブダビとの話があったとの噂を聞きます。しかし、買手が限られている中、値段/条件など買手の交渉姿勢は超強気でしょう。TGは黙って見ている姿勢をとるべきでした。EMが逃げるのは止められない。産油国が買うのも悪くない。TG内部の金をシッカリ維持しEMが逃げた後、それを元に新しいTGを作ることが大事でしょう。それが経営者の姿勢でしょう。実際はお粗末でした。{以下、推測ですが回りも同じことを言っているので多分正しいと思います。}EMは産油国等の外部との交渉は不利と判断した。しかし売却は急ぐ。そこでTG現経営陣に地位と金を与えTGが買収するように仕向けた。お粗末な経営陣は値段/ブランド料などの条件を受け入れた。特に膨大な借金までして高い値段での買収は世間でも疑問に見られている。 2、サステイナブルな経営を目指す;EMは逃げ、EMのネットワークからは離れ、大きな借金を抱え、今、何をサステインすると言うのか?現経営陣の地位と私腹を肥やすことをサステインするとの意味ですか?具体性のない言葉だけでの誤魔化しはダメです。具体的な経営内容につき和田さんの理解を説明してください。 3、愚痴ってないで知恵を出せ;大賛成です。でも、その前に、戦犯(現経営陣)には辞めて頂かないと・・。いくら知恵を出しても「サステイナブルな経営」と言っている経営陣の元では「新生TG」は無理だと思います。なぜなら、それは自分たちの失敗を認めることになるからです。和田さん、頼りにしています。本気で現実を見てください。

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