精製能力の10%削減

2017年3月までに製油所精製能力の1割を削減せよ、METI(経産省)の方針だ。7月1日の新聞各紙に掲載されたが、高度化法の第2弾としての審議会で官側から出た。これは将来の石油需要を見据えてのもの。石油業界としてというか、石油連盟がいいたいことをMETIに言ってもらったということだろう。

原油がバーレル110ドルになっても、ガソリンスタンドは160円台で我慢していた。その結果、元売りは1月~3月の第1四半期に1100億円もの損害を出した。安倍政権から、儲けを度外視で我慢しろといわれたのかどうか知らないが、国民生活に直結し景気の足を引っ張るガソリン価格。値上げせずにやったのだろう。しかし、もう持続可能な状況は終わったと値上げを始めた。聞くところによると、元請は採算ベースになったが、販売の前線は相変わらず。薄利というか、利益なしというかあいかわらずマイナスだ。
リッター150円を越すと消費者は買い控えするようだ。でもだからといって赤字商売はできない。

法人税を下げてもガソリンや軽油にかかる税金を下げるなんて話は、全くない。イラク情勢を含め原油は上がっている。イランやタイのように、補助金出してガソリンを下げろとは言わないが、たばこや酒なみの高課税は見直すべきだろう。

石油労働者にとって厳しい状況が続く。3年のうちに2,3の製油所が更に減る。ピンチはチャンスともいう。労働条件を少しくらい下げても雇用を、関連労働者を含めての雇用をどうしたら確保できるか知恵を出そう。

大阪府警が昨日、TGへの怪文書事件で社員を逮捕した。本人も認めているという。誠に情けない。
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コメント

TGのパイは小さくなっていますス。

石油会社の持つパイは、どんどん小さくなっています。
精製能力が過剰な分、過剰な労働力が存在します。したがって、1. 給料を下げて、人員をKEEPする。
2. 余剰な方は、旧EMの得意だった早期退職を募るか。
かと思います。合理化が、吹きすさんだ時期、東燃には、人材開発室が設置され、丁寧に人材の行き先を世話しくれました。
自在に上の選択肢を選べるシステムをTG TOPは、考慮して戴きたいと思います。

現状のまま早期退職募るわけにはいかないでしょうが、製油所の火が消えたら、嫌でもやらざるを得なくなりますよね。たくさんいる再雇用の人達も優先的に退いてもらうことになるでしょう。

伊藤さんの意見はごもっともです。が、これだけ世間はアベノミクスと囃し立て、一応各種経済数値は上がっていますから、なんとか冷血な早期退職という名前のリストラは最小限にしてもらいたいもんですな。
従業員てさ、入社してから会社一筋だし、退職しても、マイカーや冬場には燃料使うイチユーザーだから、会社は丁寧かつ慎重に対応してもらいたいです。
これは、協力会社に対しても同じ。
私は出入りの協力会社や下請けには、TGを使っているか毎月や定期的にバウチャーを提出させてもいいと思う。
微々たる量だけどさ、それだけ、TGの影響や施策で多くの人間の人生変わるんだよね。
一応、TGの株も微々たる数だけど保有してるし、燃料はエッソ、オイルはモービル使ってます。
やっぱり、社員や協力会社は最大の親衛隊でありファンなんだよね。
とにかく、経営陣には慎重に対応してもらいたい。

ここ数年毎年100人採用してきたのは、大量に定年退職する従業員の代わりに、工場のオペレーションを維持するためだったはずです。

あと三年で大きな変化が有ると思われるのに職場は盛り上がりに欠ける感じがする、無頓着なのか?自分だけは何とかなると思っているのか?それとも諦めているのか?

Re: タイトルなし

> あと三年で大きな変化が有ると思われるのに職場は盛り上がりに欠ける感じがする、無頓着なのか?自分だけは何とかなると思っているのか?それとも諦めているのか?

多分そういう空気があるんでしょうね。空気の入れ替え、換気をしましょう。先ずは自分が危機感を持つこと。それを周りの話ができる人に伝える、そこからしか始まらない。

ガソリン、軽油の需要が減っている。これは高い税金問題もあるが、流れとしては止められない。業界としてのダウンサイジングは致し方ない。生き残りをかけた競争が熾烈になる。職場が弛緩し、士気のないところは危ないよ。

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