いつの間にか、読書の秋

友人に井伏鱒二の本を送った。そしたらこんな返事が来た。
とても面白かった。自分の故郷、岡山のことが載っていてじいーんと来たという。
そして好きな詩だと、
 井伏鱒二さんが、特攻隊として出陣する友人におくったといわれる漢詩の名訳
  
    『勧酒』 
 コノサカズキヲウケテクレ
 ドウゾナミナミツガシテオクレ
 ハナニアラシノタトヘモアルゾ
 サヨナラダケガ人生ダ

これは名訳というよりも井伏の詩だ。

暑さ寒さも彼岸までというが、今年は早く秋がやってきた。読書にはいい季節だ。最近読んだもの

山田太一「空也上人がいた」
老人ホームで働くことに疲れた青年がふとしたことで、押していた車椅子を倒した。おばあちゃんはそれが原因かどうか数日して死んだ。誤って転んでしまったばかりに・・・・と言い繕っては見たが気は晴れない。
京都の西光寺には空也上人の木像がある。まるで生きた眼をしており、自然と涙が流れてきた。
許し、立ち直り。
短いものだがいい作品だ。

高野澄「上杉鷹山の指導力」。
鷹山を知るにはいいのだが、私には藤沢周平の「漆の実る国」の、動揺もする鷹山の方が好きだ。

今は開高健「花終わる闇」をあと少し。

南西石油の社内報を見た。
組合の役員だった者が部長や課長になって活躍しているのを見ると嬉しいものだ。厳しい会社の状況だが、それに臆せずいわば天命のように、重職についている。組合の時のパワーがあれば大丈夫やっていけるさ。
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