チリの革命をなしたのは自由への構想力

今日、最後の映画上映だというので早帰りして有楽町の映画館に行った。「NO(ノー)」という、チリのビノチェット独裁を倒した実話だ。「ビッグイシュウ」というホームレス支援の週刊誌に載っていた。

1973年だっけ、チリのサンチャゴに土砂降りの雨が降った。平和的な革命で社会主義を実現するとしたアジェンデ政権が反共軍部によってクーデターで倒れた。たくさんの人が殺され、そして誰も本心を語らないようにされた。アメリカの支援でできた軍政がやったのは新自由主義で、公共事業の民営化=安く払い下げ。一時はうまくいったが、新自由主義の実験でしかない、うまくいくわけがない。貧富の差は広がり国民の不満は高まっていた。

そういう時に、殺戮者ビノチェットは博打に出た。反政府派に15分間だけ自由な時間を与えた。政府側も15分の政権放送をやる。それで勝負をしようじゃないかと。真夜中の対決。もちろん24時間の他の番組はみんな政府側=これ日本の今と全く変わらないが

とんどその準備がない反政府派=NOの宣伝ニュースを作るプロデユーサーが主人公。かれは広告マンでそれほど政治的な人ではない。共産党?の友人に頼まれ、引き受けるのだが

反政府派は15分の自由などに何も期待をしていない。ビノチェットへの恨みを言いさえすればいいという感じ。
そうじゃないだろう、やる以上、勝たなくてはと、極めて非政治的な人が説得し・・・・・・そして実現する。20日間の真夜中の15分、誰も見ない時間帯で人々は変わった。恐怖からの解放を希求しており、それを解きほぐした。

この映画を見て、レーニンに「左翼小児病」という小編を連想した。抑圧状況において、ジュゲムジュゲムのように民主主義や人権、格差是正をいっても誰も心の窓を開かない。開かないのが悪いといっても仕方がない。どうしたら一歩を出すか、出すよう促すか。諦めず考えろ・・・・・・・・・それを見させてもらった。

サンチャゴの雨はやみ、春を迎えている。物事は一気に行かない。いい映画だった。
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コメント

和田さんへ
そんな事よりしっかり組合活動してちょうだいよ(怒)
堺では、毎日ハラハラドキドキなんやで。大本営コメントも、はっきりしないし、頼むわ(怒)

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