年金制度は維持できるのか

安倍政権になってびっくりすることが続いている。
彼は小さな政府ではなく、とんでもなく大きな政府をやっている。財政出動によって円安にし、景気を良くするといってきた。85円から115円に円安になったが、止まらないでズルズルいきそうだ。貿易黒字国が今や経常赤字続き。株価高騰のために(とはいわないが)年金運用先に、債権のような低リターンではなく株買売による高リターンをねらうという。もし失敗したらどうするの??
たださえ60歳支給を65歳にし、さらに70歳にしようかなどといっているのに。

連合の古賀何某は消費税アップに賛成しているが、年金のハイリスク運用にはどうするの?
「有識者」になると大枚の役得があるようだが、消費税アップ賛成だって、労働幹部がまことに能天気だ。

アメリカがドル札を刷りすぎて、でも、もう無理だとやめた。にもかかわらず、黒田日銀総裁は円安をさらに進めるとい。日銀委員の内、黒田に4人が反対し、5人が賛成し黒田路線でいくことになったよし。全員一致が普通だから、異常事態だ。反対4人はいずれも金融業界の人というのが味噌。彼らから見て、黒田のばくちは極めてやばい話なのだ。

企業の年金だったら、その企業が運用責任を取る。ハイリターンを狙って失敗したら掛け金を増やすのだ。国の年金運用は果たして塩崎が責任を取るか?いやそんなことはない。そういう政府を作った国民が背負うことになるしかないのだ。

東京大空襲や大阪空襲への被害者の訴えが最高裁で却下された。裁判官は、要するにみんな戦争をし、負け戦になり被害にあったのだから、等しくあきらめなさいということ。あれと同じだ。ドイツでは空襲被害への国賠があるというのにひどい話だ。

年金の減額、いやいや契約違反が見えてきそうだ。

話変わって・・・・・・・腰や膝がかったるくて休日は家で読書をした。昨日も一日じっとしていた。

エルネスト・チェ・ゲバラ伝(パコ・イグナシオ・タイホⅡ著)を読んでいる。間もなく前半が終わる。キューバ革命はカストロ達、若者が革命の駄法螺を実現した現代の夢物語だなと改めて思う。
1956年12月、彼らはメキシコからオンボロの船「グランア号」に乗り、水を掻い出し浸水を逃れ上陸し、シェラ山脈に根拠地を作った。そこから2年もしないうちに革命成功。ゲバラはアルゼンチンの若者、バイク旅行でラテンアメリカの惨状を学んだ医学生。そいつが革命を成功させた。キューバの応援者ではない。ラテンアメリカはスペイン語でつながる1つの地域だからできた。

いま日本はどこにも夢がない。もしあるとすれば沖縄の動きだけか。
福島は原発事故という時空を超える公害にあっても耐え忍んでいるし、原発は間もなく再稼働し、ベース電源に復活するようだ。大東亜戦争の反省どころか、膺懲支那・嫌韓の勢いよく、「日本人何もわるいことしなかった」という歴史観が大手をふるっている。

そんな日本の現実から離れ、ゲバラの厚い本を読む。
31,2の若者が鉄砲を持つだけでなく、いきなり国の経済をまかされ、国際関係にも責任をもち無我夢中でやっている。革命の理想、人間が変わることの可能性を信じる。すごい。この本はメキシコ人の書いたものでこれまで読んだゲバラ物と一味違う。随伴者・同僚の意見をかなりひろっている。漸く厚い本の1冊目が終わるところだ。

夏目漱石が100年前に感じた生き苦しさ・・・・・・・「道草」はまとわりつく近親者との関係、終わりのない面倒くささ。
これは生きている以上しょうがないか。
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コメント

これは私の推測ですが、少子高齢化により、いわゆる選挙マジョリティが団塊世代、官僚幹部は50代半ば、政治家のメインも60オーバーとなり、やはり目先の利益優先となり、結果、医療費問題にせよ、年金問題にせよ、福祉はすべて後回しとなってますね。
女性が輝く社会はもちろん賛成ですが、その前に男性の派遣問題や失業問題を解決しないと、結局は日本は衰退します。
今の状況、まさに昭和初期の戦争前夜のような閉塞感が感じます。

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