三菱化学鹿島事業所の刑事責任は現場労働者のみ?!

2007年12月21日に起きた三菱化学鹿島事業所エチレン工場の4人死亡に対し、水戸地検は現場の従業員2人に各100万円の罰金を課し、工場長など6人を不起訴とした。

安全作業に手抜きは許されないが、直接その工事に関わったものだけを処罰するのはいかがなものか。

事故はいくつもの悪いことが重なって起きる。
この事故では、デコーキングという作業の後の仕切り板(とても大きくて常設のチェーンブロックで操作される)取り外しに起きた。
①元バルブは空気式で、空気の元弁を閉めておけば誤操作をしても動かなかったのに、空気ラインは開いたままだった。
②元バルブ操作のON/OFF操作板がカバーされておらず、施錠もされていなかった。誤ってONになり、高温の油がフランジから噴出した。その原因が、誤操作なのかチェーンブロックが当たったのかは不明らしい。
③元バルブ以外にもう一つダブルバルブにしておけば先の2つのミスが重なっても事故にはならなかった。
④事故の起きたステージ下で断熱保温作業をしており、被災を拡大した。

明らかに設備的な問題、上下作業などの問題がある。しかし、検察の判断は現場責任のみ。
事故が起きないように、労働組合は安全チェック、安全闘争をしないといけない。改めてそう思う。
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