明日は年越しの秋闘団交

明日は午後、会社と秋闘団交をやる。秋ものなんで普通は12月に終わるんだけど、今年は会社の回答が全く気に入らず、団体交渉を求めた。それで年を越してしまった。長期間非正規で働いている人たちの雇用形態が2年前に変わった。労働局の指導もあり、派遣社員から直接雇用になった。組合健保の適用や通勤費など良くなったが、一方で有休を10日に減らされた。それよりも何よりも、非正規で固定化された。
組合は昨年、彼らの社員化あるいは条件改善を春闘に続いて、秋闘でも要求した。しかし、秋闘回答は何とも腹の虫がおさまらないものだった。

短期間、会社が必要な人と契約している/本人たちも合意している/社員にする必要は何らない・・・・・・・・・突き詰めていえばそれだけ。当該者からは「ありがとう」と感謝されているが、何も成果なしでは終えられない。明日の団交では、労働者への身分制度を維持する会社のモラルのなさを批判していく。

最近知ったのだが、昨年買収したMOCM(三井石油)では派遣社員を登用する制度があった。社員になることを希望し、上司も同意しテストを通れば社員になれる。それが公表されていた、という。それで社員になった人が複数いる。しかし、この制度も買収後はなくなったようなもの。MOCMの方々は7月、TG制度に整合化し、TGに転籍するという。MOCMのこの社員化登用はTGに残ってほしいものだ。

話変わって、「人民新聞」紙が香港の雨傘革命を紹介していた。
学生中心のテントによる路上占拠運動ではあったが労働者や年寄り、要するに庶民の多くが参加していた。スローガンは普通選挙を求めるというが、それ以上に金持ちが投機のために高級マンションを買占め空き家にし、一方、ビルの屋上に不法建築に追いやられている住宅難への不満。学校は出ても、まともな条件で働けない。こうした貧富の格差への怒りが根底にある、いわゆるオキュパイ運動=1%のやつらが99%の富をかっさらっている不条理と戦う運動であり、
だから、香港コンミューンは始まったばかり、という。

なるほど。そうでなければ町のど真中を占拠して、それを維持するなんてできるわけがない。
今日の夕刊に、世界の富の半分が1%の富裕者に集まり、その傾向は年を追うごとに強くなっている、とあった。
でたらめだ!
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コメント

 以前に和田さんが非正規社員待遇問題をブログの記事にされていた時に、あめ玉の喩え話で意見されているコメントがありました。たしか、4個のあめ玉しかなくて、それを皆でしゃぶっているのに、5個目のあめ玉を、あそこにあげて、などとねだっている、といったような。
 これに対する和田さんの答えは、隠れて貯め込んだり、少数の人間で山分けしてたりする5個目がきっとあるはず、ということでしょうか。ねばり強く主張つづければ、いつかは好機があらわれることを信じています。
 ただ、一方で現在の様に買い手が強すぎる労働市場では、雇用者側は、この記事に書かれているのような態度を、なかなか変えてこないでしょう。 非正規の問題については、労(正規の労)使協調路線を前提とした企業別労働組合制をどこかで越えなければならないのではないでしょうか。 付け加えれば、一番大事なのは、景気対策を労働側も積極的に支持するというのが私の持論で、和田さんは否定されるのでしょうが。

Re: タイトルなし

>  以前に和田さんが非正規社員待遇問題をブログの記事にされていた時に、あめ玉の喩え話で意見されているコメントがありました。たしか、4個のあめ玉しかなくて、それを皆でしゃぶっているのに、5個目のあめ玉を、あそこにあげて、などとねだっている、といったような。
>  これに対する和田さんの答えは、隠れて貯め込んだり、少数の人間で山分けしてたりする5個目がきっとあるはず、ということでしょうか。ねばり強く主張つづければ、いつかは好機があらわれることを信じています。
>  ただ、一方で現在の様に買い手が強すぎる労働市場では、雇用者側は、この記事に書かれているのような態度を、なかなか変えてこないでしょう。 非正規の問題については、労(正規の労)使協調路線を前提とした企業別労働組合制をどこかで越えなければならないのではないでしょうか。 付け加えれば、一番大事なのは、景気対策を労働側も積極的に支持するというのが私の持論で、和田さんは否定されるのでしょうが。
あめ玉の話は全然何を言っているのかわかりません。そいうコメントがあったのか??
景気がたとえ良くなっても、それが労働者の条件改善になるのかな?内部留保にしかならないんではないか。これだけ弱肉強食の価値観がはびこると、悲観的にならざるを得ません。

弱肉強食って…。
現在の大企業の労働組合員は、十分過ぎるほどの強者でしょ。
恵まれ過ぎの給与水準、ゆとりのある労働条件、手厚い福利厚生。
だから若者も組合に期待するものは皆無だし、和田さんのところも非正規社員の待遇改善に走るしかない。
でもこれって社会正義のためにはなるけど、組合費を払っている組合員の心は掴んでいないんだよね。
ホント今の労働運動は難しいわ。

>現在の大企業の労働組合員は、十分過ぎるほどの強者しょ
非正規雇用者が4割の現状で労働者側が非正規雇用者の割合を少なくする運動をしていかなければ5割6割と増え続けるでしょう、将来の若者は「良い大学を出て大企業へ就職する」から「良い大学を出て正社員になる」が目標になってしまうのでは?現在の雇用状況が良いとは大多数の人達は誰も思ってはいないでしょうが、時代が変わり「自分さえ良ければ良い」と思う人達が増えてしまった現状では・・・たとえ景気が良くなろうが雇用条件の改善にはならないでしょう、政権与党が大企業側だけしか見ていない、流れを選挙で変えるしかないと思うのですが、野党も公務員改革や非正規雇用を守るために正規雇用に我慢してもらうような案は連合や官公労を気にして何にも言わないから選挙で変えることも出来ない

結局、大企業や公務員の正規労働者という既得権益者とそれ以外という構図になってるんだよね、今の日本の社会は。
その勝ち組の労働組合が、弱者の味方になる。格好いいんだけど、なんか違和感あり。

Re: タイトルなし

> 結局、大企業や公務員の正規労働者という既得権益者とそれ以外という構図になってるんだよね、今の日本の社会は。
> その勝ち組の労働組合が、弱者の味方になる。格好いいんだけど、なんか違和感あり。
正社員の労働組合が勝ち組なのかどうか。相対的なことだから非正規から見ればその通り。労働者の分断をこえてどう働きやすい職場にするのかが大事ではないか。違和感をいうよりも、有利な側の組合がその力を発揮し、いい結果を得られたら、それはいいんじゃないかと思うわけです。

勝ち組なのかどうかって、勝ち組であることに疑問の余地がないと思います。しかも十分過ぎるほど働きやすい職場になっているのでは?多分、そういうところの自覚がないからこその違和感じゃないのかなと。でも非正規従業員の待遇改善に乗り出しているということは、自覚があってこそなのかもしれませんが。

正社員の労働組合がどうやれば非正規の方の力になれるかが難しいんではないでしょうか?どんなやり方が良いのか?嘆願書を出すか?デモで訴えるか?正社員の中でも非正規の方の扱い方に不満を持っている人達は沢山いるのに訴え方が分からないんではないでしょうかね。

正社員は心情的には非正規社員を応援しているけど、一方で、限られたパイの奪い合いだということもよくわかってるから難しい

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