石油企業、史上空前の決算

今日、会社は12月決算予想を修正した。連結で290億円の赤字予想(11月のもの)をさらに赤くして、729億円の赤字決算になるであろうと修正した。この理由は、ほぼ原油の在庫損だ。バーレル110ドルが一気に下がり、今では40ドル台だから致し方ない。70日分の原油をもたなくてはいけないからね。

これは瞬間風速であって、いずれ原油価格が上がれば在庫益になる。それはそうだが、設備過剰のこの業界、そうそううまくいかない。TGは原油開発をしていないでこの程度。やっているところは、これまで国内での石油精製販売の損失を補っていただけに「お前もか」とオロオロし、原油高騰をただただ祈っていることであろう。

ベネズエラやロシアのように原油輸出でやってきたところがアップアップしている。アメリカのシェールガス・石油はこれではやっていけない。住友商事や丸紅は大損をこいたようだ。
そもそも原油がこんなに急騰したのがおかしい。金融緩和で余った貨幣が資源価格を釣上げた。そしてやばいと判断すると急落だ。天候不順と同じく不安定である。

後藤さん、生還してください
フリージャーナリストの後藤さんが「イスラム国」に拘束され、24時間の時限予告で殺される。「イスラム国」が死にものぐるいで戦っていることは理解できるが、敵陣営の国民なら何をしてもいい、命を交渉材料にするのは許されない。大義も何もない。
ベトナム戦争、カンボジア戦争での沢田カメラマンは現地のすさまじい戦闘を報じた。企業所属のカメラマンでは危険すぎていけないところでシャッターを押し続けた、そして殺された。ジャーナリストはとても危険な職業だ。彼らがいなかったら、紛争の実態は知らされない。後藤さんは筋金入りの人権活動家で、紛争地における子供たちを写してきた。常に弱い者がしわ寄せを食うのだ。

「どうして危険なシリアなんかに行くのかね」。批判的な問いをされた。
今そんなこと言うなよ。とにかく生還してほしいし、政府はそのためにやるべきことをしてほしい。それしかない。
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コメント

後藤さんには生還してほしいと願っていますが、そのために政府は身代金を払うべきだと仰るのですか?
渡航禁止区域に足を踏み入れたことは、ジャーナリストなら許されることなのですか?

Re: タイトルなし

> 後藤さんには生還してほしいと願っていますが、そのために政府は身代金を払うべきだと仰るのですか?
> 渡航禁止区域に足を踏み入れたことは、ジャーナリストなら許されることなのですか?
ジャーナリストだから許されるかどうか?私は全然そういう問題の立て方をしません。シリア、イラクでイスラム国の支配下、空爆を受けている人々はどう暮らしているのか、どんなにひどいことになっているのか。わたしには想像する以外全くわからない。軍人だけが殺されているなんてありえない。かわいそうな人々に寄り添う、何とかしようとしたい。これは崇高なこと、えらいなと思う。そして生き返ってほしい。

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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