ピケッティ

今評判のピケッティを読んでいるがなかなか進まない。
「日本人のためのピケティ入門」、60分でわかるというが、とてもとても
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貪欲な金持ちは欲深になり、貧乏人はより深刻になる。
資本主義はそういうものだ。何をいまさらという感じ。なぜ今になって注目されているのかな。

20世紀初頭のロシア革命は資本主義と違う代替社会であった。労働者にとってそれは夢社会であった。ところが実は理想社会とは程遠く、ただの管理社会でしかなかった。ソ連崩壊、中国の資本主義化で「代替社会」はなくなり、地球が資本主義に一元化した。金持ちは何も恐れずひたすら自己利益を追及する。そういう社会になった、ピケッティはそれを説明したということではないか。1%が偉そうにしている、今日の世界を批判したことはいいと思うけど。だからといって、構造改革でうまくいくのかねというあきらめ・・・・・・・・・・・

イスラム国に見られる、既存社会への絶望と拒絶。
これは階級対立以上に根深く、解決不能。ゼロか100か。
われわれは今、難しい局面にいる。

宮部みゆき「ばんば憑き」のほうがよっぽど面白い。
いじめられて殺された女の子の影が、影踏み遊びの子どもたちの中に入ってきた。それを笹船に乗せて送る話なんて泣けてくる。人間愛?敗残した者の慰労。ピケさんより、こちらのほうが私にはいい。
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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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