政治嫌いではいけない

沖縄の基地の状況を知り、米軍基地がいかに沖縄の経済・社会に苦しく押し込んでいるかを考える。私はそういうきっかけとして、沖縄の友人である南西石油労組の取り組んでいる5月の「県内平和行進」に組合員を数人ずつ参加させている。それが果たして結果を出しているのかは怪しいが、でも期待をこめて持続している。

先日、KPIの組合員と話したら、彼は大切な組合費を使っての沖縄派遣には賛成でないようだ。もちろん彼は利口な方なので自分がそう思うとはいわず、別の組合員の意見を紹介する形で平和行進=政治活動とし、組合はそういうことはやめるべき、という。彼にとっては組合は工場における労働者の条件アップだけに専念し、その他のことについては出来るだけ避けろ、という。その意見を批判したがたぶん変わらないだろう。

私はもちろん労働組合が政治組織と勘違いしたような考えはとらない。しかし、社会の中に生きているわれわれが活動を職場に限定できるのだろうか。健保や年金、税金みんな政治の問題だ。現在の経済困難もきわめてわれわれに影響する。年末の派遣村の事態は、労働運動の弱体化の結果だし、そもそも平和がなければ労働運動などできない。

われわれの周囲すべてに関心を持ち、参画する姿勢。1市民として必要であり、労働組合員も避けてはいけない。それを保障するものとして労働組合がある、と思う。そうでなければ組合を作ってもあまり意味がない。

ことしの5月の沖縄平和行進にも積極的に参加し、南西の組合員と交流してくる。そうすることで社会を見る目を広げ、かつ人と人のつながりができればいい。そのための費用は安いものである。
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テーマ : 労働問題 - ジャンル : 政治・経済

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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