気さくな東電の社員

<仕事のこと>
高圧電流を通す鉄塔の片側が会社構内にかかっていて、東京電力の作業員が高所にある碍子をチェックに来た。25mほどの高いところをそれは猿のように上がっていった。私は、まぶしい太陽に手をかざし、彼らの作業を感心して見ていた。
作業前後に話をした。あの福島で原発事故を起こし大迷惑をかけたところの従業員か関連労働者だが、彼らを非難しても仕方がない。なんて、少しは思ったが、話したことと言えば、スルスル登るけど怖くないの?碍子取り換えとなったら電気を止めなくてはいけないから大ごとだろうね、など。
にこにこした気さくな労働者。当たり前といえば当たり前だ。

明日から私は3連休で家族旅行だ。
今日はいった南西労組のビラでは、ずっと原油を調達できず来月にはプラント停止になりそうだ、とのこと。よって会社に「どうなっているのか」「どうするのか」を質すことにした。その結果を含め、26日に臨時大会を開くという。OUは古くからの仲間の状況に心痛めている、どういう展開になっても支援することにしている。臨大には当然代表者が激励に行く。

開高健「パニック」はハーメルンの笛吹のような話。120年ごとに野山の笹が花を咲かせる(私は60年と思っていたが)。餌が豊富なので野ネズミが大量発生する。それを予告し、対策をとれと進言する主人公、だが、堕落した役人上司は聞きもしない。雪が解けてネズミは予告通り、人家をそして野山を荒らしまわる。そしてどうしたわけか、ネズミは集団になって湖に行進。突進そして死んでいく。
パニックはネズミではなく、ネズミの出現にあわてる人間社会だ。すごく面白い短編だ。
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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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