昭和シェルの株主総会

出光による買収が報じられている昭和シェル石油の株主総会を、全石油昭和シェル労組の機関紙が報じている。
退任する香藤CEO(会長)が質問に答えている。以下、抜粋

*大株主のRDS,アラムコに替わってコメントする立場にないが、一般論として、昭和シェルの企業価値が上がる、持続的成長が担保できるならば、彼らにサポートしていただけると考えている。報じられているような「これありき」は、ない。

*日本の石油需要は減っているが、まだ世界3位。非常に重要なマーケットであり、戦略的にも魅力がある。RDSと昭和シェル石油の協力関係はこれからも継続し発展していく。

*合併や提携は手段であって目的ではない。目的は強いリーデイングカンパニーを作ること。そのためには5つの角度から考えるべき
1、戦略的な整合性があるか
2、経済合理性があるか、健全なバランスシートを形成できるか
3、文化的融合が実現できるか
4、スピーデイーなシナジー効果を実現できるか
5、健全なガバナンス体制を構築できるか

*この重要な時に退任するのは、「逃げではないか」との質問に・・・・・・・・・若い後任が育ったことと社内の変革ができたことと答えている。

*敵対的TOBは株を買えても企業価値を買えない。日本で敵対的TOBをやって成功した事例は1件もない。株を買っても企業価値が流出すれば高値買いとなり、合併後の会社が成長する可能性は薄い。

<私の感想>
この買収を進めているRDSに対し、昭和シェルの関係者の多数が反対しているようだ。でも、この話は消えたわけではない。会長の首を挿げ替えて「やり直し」ということだろう。一方、香藤氏も負けてはいない、シェルがどうして出光に買収されなくてはいけないのか、やってごらん、惨憺たる高い買い物になるよといって去る。他社のことだから気楽・・・・目が離せない。

吉野の桜を一度は見たいものだ。友人から「行ってきたよ」と3枚の写真を送ってもらった。短い春だった。確かにすごい。
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コメント

どこかの会社の社長と違って信念を感じるネ。社員や株主を引っ張っていくのに必要なリーダーの姿勢が見える。コアビジネスを強化する、将来は新規事業で頑張る・・具体的な説明は何もなく、熱意も感じられずタダお題目を唱えるのとは大きな違い。

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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