さよならだけが人生だ

井伏鱒二の詩集に唐詩の訳詩がある。その中の、勧酒(于武陵)
他人からすすめられ、いいなと忘れられないものだ。きょうの気分にあっている。

<井伏の訳詩>
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガセテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

今日、私は20年も特別支部として関わってきた中央石油支部の終結を当該会社に伝えた。出資販売会社のガソリンスタンドの所長・店長の組合だから、いわば管理職の組合で、私のような労働組合はかくあるべきという者には全く異なった世界だった。それを承知の上で引き受け、親会社の組合として応援してきた。

でも、自主的な組織である組合が、惰性で存在するようになったら終わり。組合としての考えも行動もしないようになったらやめた方がいい。
20年前、組合を組織した時の委員長は解雇も辞さずだった。定年少し前、名古屋の出資会社のプロパーのトップであった。親会社の合理化で東京に単身赴任、部下たちもこれまでと違っていきなり厳しくされた。そういう中で、静岡のトップ、横浜のトップなどが意気投合し、組合を作ろうじゃないか。その意気やよし、OUは傘の役割をしますよと応援した。

解散文書を送るにあたり、その時のことを改めて思う。私に間違いがなかったか、たぶんたくさんあるんだろう。
だけど別の見方をすれば、誕生があれば別れもあるし、死滅もある。
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
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