長い連休だ

祝日が重なり5日間の連休だ。地元のお祭りがこの時期にあることはつい忘れ、一族郎党で横須賀の方の保養所を予約していた。これから10人、うち幼児2人で京急に乗っていく。
祭り気分を盛り上げる、太鼓や笛がチキチキドンドンが始まった。後ろ髪をひかれる。

昨日はお祭りの1日目、お神輿の交通整理を1日だけでもとやった。それにしてもあんな重い物をよく担ぐものだ。祭り好きな応援団が埼玉から加勢に来てくれるから町内練り歩きができる。たぶん向こうの祭りには好き者がお返しに応援しているんだろう。

<本の紹介>
雑誌「科学9月号(岩波出版)」に、友人の高島武雄さんが原発エンジニアの後藤政志さんと共著している。論文表題は、「原子炉格納容器内の水蒸気爆発の危険性」。
彼とは横浜で子供を預けていたころからの付き合いだ。高専の先生を数年前に退職したが、水蒸気爆発の本も出している工学博士。

そもそも水蒸気爆発というのは、例えばビーカーにハンダを落とすとビーカーごとジャンプする現象で、とても怖い。その原理は、高温液体が水の中で瞬間的に分散微粒化し、膜沸騰で水蒸気に覆われる。それが何らかのトリガーにより圧力波の発生、大規模爆発となるということだ。

福島原発事故では容器内に水がなかったので水蒸気爆発はなく、燃料棒溶融の化学反応による水素爆発、建屋上部での爆発だった。水があったら容器の下部で水蒸気爆発を起こし、チェルノブイリ事故ではその可能性が高いとのことだ。まき散らす危険は水素爆発よりも恐ろしい。
川内原発のような加圧水型で過酷事故が発生した時の対策として、格納容器の下に冷却プールを設け、そこで溶けた燃料を冷やすことを原子力規制委員会は了承した。

高島さんらは高浜や川内原発の再稼働批判にあたってパブリック・コメントで、過酷事故への緊急対応としての水プールや散水などしたら水蒸気爆発を起こし、かえって危険と主張したが、規制委員会は電力会社の言うがまま、「その可能性は低い」と無視した。

安全対策でよかれとやったことがとんでもないことになる。この前の天津での倉庫大爆発では、火事に消火したことであのような惨事になった。溶融した燃料に散水して冷やせばメルトスルーにならない?!その前に瞬間爆発が起きかねない。水深が1メートル程度なら爆発は起きないなんてどうして言えるのか。
規制委員会はまっとうな批判を握りつぶしておいて、もし事故が起きたらどういうか。「安全を保障したものではない」といいのがれ
るだろう。やばい話だ。
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コメント

原発がなくなりながらも、円安にも負けないで電力が供給されているのに、なぜまた原発再稼働するのかが我々庶民には全く理解できないです。
むしろ太陽光や風力みたいな自然エネルギーやメタンハイドレードやシェールガスみたいな新しい燃料で産業活性化する方が理にかなっていると思います。
それとも、まさか、日本はいつでも核兵器を開発できるような技術を有しておきたいとか考えてるのでしょうかね?

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