石油の戦国時代にどう生き残れるかなー

ベトナム旅行をしている間に、わがTGは厳しい判断を迫られていたし、迫られている。以下はいろいろの情報を集めた結果である。

出光が昭和シェルを傘下にし、大慌てなのはJX。業界第1の座が危なくなる、そんなことは絶対看過できない。ねらうはどこか。コスモは借金が多く候補としてはありえない。もちろん販売会社だけいただき路線がないわけではないが、それは小さい話。誰が見てもパックンチョしたいのは太陽石油ではなく、東燃ゼネラル石油株式会社しかない。

METはも業界再編には大賛成だ。鉄鋼もパルプも独占禁止法の緩和で大合併を認めてきたし、石油の競争力アップには2つくらいの企業編成が必要ということだ。
現状、METIは石油高度化法でのTGを「いじめ」ている。川崎工場HーOILの増強は認めない/コスモとの協業化によるトッパー能力削減はTGの第2次削減に含めるのは「認めない」
こういういじめは、TGに独立会社路線をやめて大きなところに加われという誘い水とみるのが自然である。
こんなの突っぱねればいいのに、TGの情けないのは、「復興資金」で国からずいぶん支援をしてもらった。金をもらったらMETIの脅しに抵抗することすら難しい。傲慢エクソンであったなら、METIの誘導策なんて鼻でわらっていただろう。

業界記者によると、TGはJXからのTOBを恐れているというのだが・・・・・・・・大株主はエクソモービルと三井物産だが、まずそんなことは素人の私でも心配することはない。自社株を保有しているし、三井がJX=三菱に塩を送るなんてありえない。日本ではTOBでの成功例が大体あるの?

少数労働組合の事務局長としていえば、JXに吸収されるのはやめてくれ。三菱石油が日石に吸収された時、たくさんの三石の従業員が退職したというが、その再現は何としてもやめてほしい。そのためには4工場の1つを止めても、独自会社として維持してほしい。
ちなみにJXの石油部門の従業員は16000くらい、一方わがTGは合理化合理化で3800。わがTGでの反合理化闘争が弱かった結果という面はあろう、しかしJXの組合がしっかりやったからとは全く思わない。残念ながら、人員削減は経営判断であった。TGがJXに吸収されたら、それこそ退職者が多く出るだろう。

こういうことは企業内労組として労務からの報告を待っているだけでは全くない。
労組はアンテナを高く広くし、情報を集め、そのうえで組合員の利益を守るようにしなくてはいけない。それにしても、TG経営からは、この種の情報がない。経営民主主義などまるでない。
ハロン湾3またまた下手な鉛筆画。ハロン湾であります。
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コメント

工場が黒字経営していても政治判断で閉鎖することの無いように願うばかりです。

重役たちが自分の保身だけを考え、会社の将来について「無為無策」に過ごしてきたツケでしょう。金も無く業界での影響力もない現在、独立路線で滅びる可能性?JXの軍門に下り生き残りを図るのか?真剣に考えて、チャンと説明してほしいです。

今の経営陣であれば、正直JX傘下に入りたいと思っている人は少なくありません。

単独での生き残りをするには、石油で利益が出ない分を、他(主に電力小売)でカバーしようって戦略なのは分かってますがそんなにうまくいくやら。
他も同じことを考えているなかで。
和田さんは当社のこの戦略についてどうお考えでしょうか?

Re: タイトルなし

> 単独での生き残りをするには、石油で利益が出ない分を、他(主に電力小売)でカバーしようって戦略なのは分かってますがそんなにうまくいくやら。
> 他も同じことを考えているなかで。
> 和田さんは当社のこの戦略についてどうお考えでしょうか?
同感です。希望的観測を積み重ねて濃霧の中を突き進んでいくようで、恐いですね。

皆心配しているのにトップはゴルフに現を抜かしている。どうしょうもない会社になってしまったのでしょうか?和田さんは辞めるから関係なしですか?デモも大事ですが組合員の将来はもっと大事ですヨ。

10年後の電力事業にしても原発が次々に稼動し始めたら電力会社の買い取り価格もどうなるか分からないし、きっと政治力で電力会社が利益確保できるような価格帯になるでしょうし、売電事業が採算が取れるのか素人にも分かるように説明して欲しいです、昔のようにいざ採算や環境基準をクリアー出来なくなって莫大な違約金を払う羽目にはならないでしょうね。

社長は以前、人材は人財と言っていましたが某役員はじめ、ライン管理職はエンジニアやアナリストも派遣で良い。若手の教育の為の海外派遣も経費の無駄と切り捨てるようです。こんな会社に愛着を持って会社の業績を伸ばそうと考えて働いている人はいるのでしょうか? 皆、自分の保身と報酬の事しか考えていません。それと異常な数の執行役員。こんなに本当に必要でしょうか? EMから離れた瞬間に我先にと利権に群がるようでしたね。同業他社から失笑を買ってるのは有名な話です。

社長の発言はその場を繕うだけで信念に基づいたものでないと思う。将来計画、他社との関係、全て口先だけの様に聞こえる。説明が異なる時が多い。だから私には重みのある、納得できる説明には受け取れない。このブログで「自分の保身だけ・・」とのコメントがあるが、今を誤魔化せば当分自分の地位は大丈夫と考えているのかな?我々の将来?

TOP経営者は例えば会社が合併でしか将来はないと判断した場合、その日までぼったくりの報酬を取り続けてハイさようならするか、会社や従業員の為に必死に考えてくれているのか、どちらかなんでしょうが後者で有ることを願います。

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プロフィール

和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
労働問題などに相談がある人は、遠慮なく連絡をください。

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