民主主義的な経営手法ってないのかな

エクソンモービルから3000億円を払って独立したTGが、今何やら怪しげな動きを始めている。最大手のJXからの統合提案があって、そんなことはもちろんTG従業員には知らされていないのだが、TG経営は何と前向きな対応であるらしい。METIから突き付けられた第1次高度化法未達との脅しで、TGは和歌山か堺のどちらかを閉めないといけないところに追い込まれているという。何とかこれを避けたいと、JXからの統合提案に乗りそうなのだ。
根岸のトッパーを1つかそれとも2つ、中国企業に売った大阪製油所を閉めたら・・・・・・・・JXには閉める候補はいくつかある。
精製部門のポストはTGに渡すとか、話は具体的に進んでおり、発表間近であるという。

EMからの自立は一体何だったのか。強靭な企業への宣言だったはず。不安はあっても従業員や代理店からのブーイングは少なかった。
今度のJX統合をある日発表したらどうなるのか。たぶん雑音だらけになろう。三菱石油が日石に併呑され、日石に入れ替えられたのと同じことになるという不信感が一番大きかろう。E,M,T,G4社がEMの強圧で合併したとき、各従業員は暗澹たる気持ちで従ったが、またあのときのくりかえしになるんではなかろうか。

経営者に民主主義的な感性があれば、従業員や代理店の意思や感情を考慮するであろう。残念ながら、TGの経営者にそれを求めても無理なのだろうか。
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コメント

会社は生き物です。状況は日進月歩に変わりますよ 仕方ない

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やはり次回のフォーラムではこの話があるんでしょうかね、雇用の確保で言えば良かったのか?それとも判断ミスでここまで追い込まれたのか、どちらなんでしょうか。

Re: タイトルなし

> 和田さん
> ここまで断定的に書いていいのかな?
> 明かせないと思うけど情報源は?
> もしこの話が現実味があるのなら、経営陣は全てのステークホルダーに対する背信行為じゃないのかな
> でも製油所とその城下町の皆さんが救われればハッピーなのかな?
> 残りたい従業員は雇用が確保される?
> 早期退職の選択肢も増える?
> OBは年金が安泰になる?
> となると悪い話ばかりではないと経営陣は判断?
> これらが本当ならよっぽど経産省に追い込まれているということになるのだか
METIにそれだけ追い込まれているということでしょう。H-OILのこと、千葉の協業によるコスモ分削減の付け替え駄目・・・こういうことについてMETIからけっちんを食らっていることを真摯に皆に説明すればいい。その上で「どうすべきか」を皆に考えてもらえばいい。他との統合策がいいか、独自路線で行くか、と。

そもそも高度化法なんて官主導による合理化であり、自由競争と真逆。強靭な業界を作るといいながら、EMのような必要最低限の改質装置をもうけてきたところに常圧常圧装置の設備削減を多く求めた。その結果がTGは今になって足かせになっている。

しかし、ここ1,2年、原油値上げに依拠し石油掘削事業で利益をあげていたところはおしなべて赤字。精製・販売しかないTGと昭和シェルだけが利益を上げている。設備廃棄しても要員を抱えたままのところはこんごどうするんだろうか。TGならば早期退職や新人採用調整で従業員の数を減らしてきたであろう。こういうのは企業の自主性だが、統合した時どうなるのか混乱は起きよう。

METIがあまりに企業の中にまで手を突っ込んでくるのはやり過ぎだ。全体主義こっかであるまいし、何とかしてくれよ。

社内従業員による
民主選挙が妥当では?

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プロフィール

和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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