下手なスキー好き

4日から6日、小淵沢のホテルに行った。ホテルからは入笠山スキー場に送迎があった。5日、ことし初スキーにいった。ゴンドラで入笠山頂上にあと1時間まで連れていってくれるがここは中級上級コース。とても私には怖くて、少し滑ってあきらめ、リフトでゴンドラ駅に上がった。
スキーの代わりに絵を描いた。そしてゴンドラに乗って下に下りた。このスキー場は極端で、このゴンドラコース以外はファミリーコースの、ごく初級コースしかない。私にも易しすぎる。リフトを乘っては滑って降りる。そりゃー少しスリルってものがないと・・・・何回かやったら飽きちゃった。

甲斐駒をのぞむ
入笠山ゴンドラ駅は1900mぐらい、南は甲斐駒や鳳凰三山がy九見えた。何年ぶりかで登ろう。

八が岳の絵
東は八ヶ岳の樹海が、そうパノラマだ。残念ながら登山靴を持たないばかりに、入笠山頂上へは歩いて行けなかった。

わたしもあと2週間で65歳だ。こんな年なんて、考えてもいなかった。青雲の高校生、ヘッセが好きだった。今でもつきあう友人から、ベトナム反戦デモに誘われたが断った。その断った恥ずかしさがずっと残り、その後の学生運動にスンナリ参加した。そして卒業するときも、いわば「髪を切ってもう若くないさと君に言い訳したね(イチゴ白書をもう一度)」せずに、そのままゼネラル石油精製に就職できた。そして労働組合活動。小野木・横山というとんでもなく優秀な先輩がいた。彼らを見返すことが私の生きがいでもあった。2人とも死んでしまった。そして私も、会社人生が終わる。組合作りをやるのが私の関心だったが、ほとんど失敗の連続だった。セミプロが偉そうなことを言うな・・・・・・、そう思う。
入笠山のゴンドラ駅で、太陽さんさんで真っ白な雪。滑り落ちるには怖い傾斜。詩的というのかなー。和田伸夫、お前は何をやってきたのか・・・・・・・慙愧、慚愧。でもこれしかなかったと居直る気持ちもある。

中上健次「紀州 木の国・根の国物語」
中上は苦手だ。被差別部落・新宮にこだわり、とてもわたしには重く、数冊読んだが、苦しくなって手をつけなかった。たぶん彼は立松和平なんかと同世代の早稲田の学生なんだろう。東大安田講堂で捕まったと聞いたこともある。
この本は紀伊半島を8か月にわたってルポしたものだ。いい年をして自分探し。この真面目さには感心した。
被差別部落とは何か、大阪の辺境としての紀伊半島・・・・・・・・・・・きわめて具体的で情緒的。苦手の中上観を変えさせてくれた。


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コメント

中上は新宮高校卒です。
文学的には、三田文学で柄谷行人から影響を受けていますよ。

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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