小野木さんのことが紹介されている

熊沢誠さんが、小野木祥之(元OU委員長)のことを書いているね、と聞いてはいた。
読んだ。
岩波書店が、「ひとびとの精神史」という9巻本をだした。戦後から3.11までの60年間、テーマに沿って、個人を通し時代精神をみるというもの。その6巻「日本列島改造ー1970年代」にあった。約30ページ、すぐ読める。
”管理社会化とその底流”というテーマで、労働学者の熊沢誠が「小野木祥之・・・・仕事のあり方を問う労働組合運動の模索」を書いている。

職場で労働者がどう生き生き働けるのか、考えてきた人。改めてすごい人であったと思う。
管理社会化していく企業の中で、どうしたら労働運動を活性化できるのか、それは企業文化に全てを包摂されない労働者の領域をもて=「偏芯しろ」ということであった。
そういう意味では防衛戦の思考であったんだ。

QC運動を彼は拒絶した。本来、労働者が職場の主人公になる契機になるのだが、いかんせん、今はすべてを企業に絡められるという警戒感からであった。

ゼネ石闘争、和解、そして本社でのホワイトカラー労働をしながら労働運動雑誌の編集。組合に見入りをつけての、マレー半島ピースサイクル運動。72、早すぎた死であった。
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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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