福島の原発事故5周年抗議集会

12日、郡山の開成山陸上競技場で開かれた「2016原発のない福島を!県民大集会」に参加した。6000人の県内外の参加者。原発被災の地元町村が今回も後援した。

往路は全労協チャーターのバスで行き、温泉でゆったりして13日に帰ってきた。

あの地震と津波、そして原発爆発事故から5年がたつ。10万人以上が県内外の避難を余儀なくされ、溶解した燃料棒の回収どころか、汚染水問題も後手後手になっている。大津地裁が高浜原発差し止めの命令を出した。人格権の観点から危険な原発稼働は許されないと画期的な命令を出したが、これはフクシマの苛酷な現実=2500人の震災・原発関連死が目の前で起きているからだ。集会では現地の人のそうした苦しい思いの訴えがあった。

誰もが事故の責任を取らないのはおかしい。東電も原子力村の関係者の誰一人、この犯罪の被告になっていない。検察は私たちの告訴を却下したが、市民の目線で判断する検察審査会は東電社長ら3人の強制起訴を決議した。これからも長い戦いだが、隠蔽された事実を公表させる戦いでもある、と告訴団長の女性

浪江町のおじいさんは古里喪失への怒りを語った。豊かではないがお互い助け合い生活してきた部落。そこから避難し5年。お祭りも何もかもなくなり、家の中にはイノシシや猿がはいりこみひどいことになっている。

大熊町の若い職員は、妻と2人の子どもを他県に移し、自分は週末に彼らと会う別居生活を続けている。仕事をやめ同居したいが町民のためにと分裂する気持ちを語った。

真っ白な磐梯山、それでも稜線からは雪が消えつつあった。ベスビオス火山のように屹立していた。
早春の磐梯山

現地集会で組合の4人(堺のOB2人と千葉の現役2人)と合流し、デモをせず東山温泉に行った。静かな会津若松の温泉だ。馬肉刺身や茶わん蒸しなど満腹した。翌日は千葉組の車で自宅まで送ってもらった。
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和田 伸夫

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全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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