賞与月率が上がった

昨日春闘の回答があった。定昇表の一部見直しての定昇実施、賞与・一時金の月率アップ=専門職6.05カ月から6・4か月へ、事務技能職4.3か月から4・5か月へ。「山の日」の交替者への対応は慎重検討と回答なし。

ベア要求をし、一時金月率アップを要求してきた多数組合にとっては、久しぶりの一時金月率の上昇で、してやったりであろう。一方、「賃上げよりも雇用を」「非正規労働者の権利尊重を」といってきたOUにとっては、何の成果もなく、やけ酒気分である。

厳しい厳しいといってきた割には、しゃらっと「実質の営業利益が1060億円で良かった」からと月率アップを回答する会社。業界並びに会社経営の苦境に配慮しすぎたかなと、団交の場で私はほぞをかんだ。そんなことなら・・・・・・・・・・・そんなことなら。
次からはもっと要求を高くしてやる。交際費を洪水のように使う役員がいるらしいし、なんとも阿保らしい団交であった。

「同一労働・同一賃金」の実現なんて安倍首相は言いだした。言葉を剽窃するのにたけた如何様師、能天気な奴だ。現実は労働身分制度が固定化した。労基法はズタズタにされ非正規をどんどん作り出す法律を捏造改悪し、労働者使い捨てのブラック企業がはびこっている。
TGだってブラックと大して変わりはない。社員のワークライフバランスは大事にしても、直雇用の100人にはそのバランスの考慮なし。1年前の契約解除をやる。彼らにも生活も労働もあるのだが、必要なのは安い労働だけというのだ。正社員要求を断れなくなる契約法の来年4月を見越しての早めの対応だ。
温情なり常識を期待したOUの社員化要求は藪蛇であったかもしれない。社会的公正などという言葉をしゃーしゃーと使う経営者。安倍の同一労働同一賃金と同じく、何の重みもない絵空事、嘘っぱちであることをはきりさせた。

春闘は組合員の条件アップであるとともに、それ以外のもっと弱い層へも波及するから存在意味があった。そういう構造がなく、労働貴族とやっかみをもって見られる人たちの労働条件向上が、果たして社会のためになるのだろうか。アメリカのトランプ旋風は階級や民族・宗教対立が危険になった表れだが、決して対岸の火事ではない日本の労働環境でもある。
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コメント

賞与の月率が上がったのは何十年ぶりでしょうね
今まで散々上げなかったのに何か意図でも有るんでしょうか?
勘ぐってしまいますよね、これもJX絡み?

要求をしていないのに会社が実質賃上げじゃあ、いい面の皮ですな

アメリカは二極化が酷くて貧しい人がトランプを支援していると聞きます。日本も橋下さんみたいなのが登場して危険な兆候がありますね

自分達経営陣だけが残留、あとはJX任せの合理化が避けられない。今、賞与を上げても、どうせ統合後には調整されるので1年だけの話。当面、従業員から不満、反乱が出ない様に、また自分達もドサクサにまぎれて今のうちにシッカリと金を取っておこうとの意図でしょうか?もし、TG単独で今後に臨むのなら資金が不足している中、この様な行動をとったでしょうか?会社が滅びる前の「火事場泥棒」とは思いたくないですが・・。社長はJXにTG社内からの反対、反乱は責任を持って抑えると言っていると聞きます。

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