春の高尾

本日、陣馬山から南下し、景信山まで縦走し裏高尾に下山した。5時間強。曇りであったが、新緑で山桜はさかりを過ぎ、ピンクの天女のような三つ葉つつじが咲き始めた。今回のハイキングでハイライトは白いエンレイ草が明王峠を越したあたりに咲いていた。高さ10センチもない葉っぱの上に、か細く、でもきりっとしていた。初めて見た。

エンレイ草
北海道の山野では良く見るが、もっと大きくて紫色だ。多くは花が終わった実で、葉っぱの上に載っているのしか見られない。

今回はそもそもカタクリを見たかった。JR藤野の駅から歩いて30分、陣馬登山コースだ。まだ数本咲いていた。カタクリ

前回の高尾行きが3月16日。あれから1月近くがたった。春はとっととすぎていた。とにかくあわただしい1月だった。

ホセ・ムヒカさん

ウルグアイの前大統領。世界で最も貧しい大統領。私は今度の来日しての報道で初めて彼のことを知った。
「戒厳令」という映画を昔見た。ウルグアイの左翼ゲリラ=ツパマロスが壮絶な戦いをし、殲滅された40年前の実話だ。かれらは資金獲得のため銀行強盗もやったが、非常に民主的な組織を貫いた。何らかの行動をするにあたって、関係する組織構成員の合意をえた。決して頭でっかちでない組織、非合法な中で、バスの乗客がイエス、ノーを意志表示し、そのうえで戦術を決めた。圧倒的な支持を得ながらも、負けた。チリのサンチャゴに雨が降り、アルゼンチンでは左翼と目された若者が洋上を飛ぶ飛行機から突き落とされた。ウルグアイも同じ。アメリカに支援された軍事政権に民衆は苦杯をなめた。
ゲバラとともに・・・・・第2第3のベトナムとはならなかった。

南米のゲリラといっても、コカインを武器にするコロンビアのFLNや、政府側の部落をせん滅するペルーのセンデロのようなむちゃくちゃな戦闘集団がいる中で、ウルグアイの戦士は理想的で原則的だった。しかし、それでも負けた。

ムヒカ氏はツパマロスの戦士だった、私は今回の報道で初めてそれを知った。何度も殺されそうになり、最後の投獄は14年。
私は新聞やテレビでしか彼の言っていることを知らない。わかりやすい言葉で、幸せはお金じゃない。自由に考えることのすばらしさ・・・・・今度、本を読もうと思う。すごい人だ。
革命戦争で世の中を変えることに限界を知った。血は次の血をもたらし、更に次の血を・・・。世の中を変えるには、難しいことではない。人は助け合って生きるもの。欲張りをいう人に政治を任せてはいけない。単純ではあるが、彼が80歳にして語る言葉。えらいと思う。
でもたぶん、彼を裏切り者とか変節者という、かっての仲間はいることだろう。時計が止まっている人はいるものだ。
卑近なことをいえば、私に対してだって「石油の労働運動の裏切りもん」という輩がいるんだから。



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コメント

うちの庭は、今、三つ葉つつじが満開です。かたくりの花はいいですね。これからも山野草の写真を期待しています。

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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