吹け、サンダース旋風

アメリカの民主党大統領予備選は、ヒラリー・クリントンに決まりそうだ。彼女にとって楽勝のはずが、「民主社会主義者」サンダース相手にずいぶん苦戦した。真面目な黒人指導者や多くの労働組合関係者は、ウオ-ルストリート(WS)の億万長者と蜜月のクリントンなど支持できるわけがないのだが、「よりましな」大統領候補を選択した。トランプになったらたまらん、サンダースではリスキーだ、と判断したのだろう。

雑誌「世界4月号」に”ホワイトハウスに挑む社会主義者”という記事をバスカー・サンカラ氏が書いている。NYで雑誌を出している方で、サンダースを支持するアメリカの、とりわけ若者の空気を伝えてくれる短信だ。

以下抜粋

この数年、アメリカでは左派系のいくつかの勢力が大統領の路線を覆そうと努力してきた。オキュパイ・WS運動、シカゴでの教師のデモ、ファーストフード・レストランの労働者運動、警官暴力への路上の抗議行動、所得格差への公的な議論・・・・・・断末魔の米国左派が息を吹き返しつつある。

サンダースは自身の立候補を、離散し声を聞き入れてもらえない左派の強化と団結のための試みだと語っている。「私が立候補するのは、勝利できる、政治を変えられる連合を組むためだ」

サンダースのキャンペーンの目標は、民主党の内部改革や左派勢力の構築ではない。数百万人もの見捨てられた人々に、声をあげさせ、WSと結託した政策に変わる何かを要求する機会を与えようとしているのだ。金権政治の向こうを張れるだけの社会運動を国が支えられるのであれば、国は恵まれない人々に手を差しのべることができるだろう、というのだ。

彼の集会には数万人が集まり、選挙資金も小口で集めた。労働組合でも少数ながら、18万人の看護師連合、20万人の郵便、70万人の通信労組が支持に回った。

最近の新聞では敗北を認めつつ、今後の政策への反映・・・公立大学授業料の無料化や時給15ドルの最低賃金・・・を追及して戦うという。

私がアメリカ人だったら、アフガンやリビアをめちゃくちゃにしたヒラリーでなく、もちろんサンダースおじさん応援だ。
アマリリス
アマリリスが咲いたと友人から写真をいただいた。これも派手な花である。わが家のは栄養不良か、まだ葉っぱだけだ。

昨日、組合用務で品川本社に行った。決算報告と企業年金の概況説明だ。発表から2か月もたって組合に決算発表もなかろうに、なぜか毎年こんなに遅くやる。説明をする方も聞く方も熱意なし。
年金では、株価低迷で運用が悪く、かすかすでプラスの1%だった。ちなみに昨年は10%であった。受給者は増え、現役は微増。JX統合による影響?そんなもの聞いても答えがあるわけがない。

スポンサーサイト

コメント

右と左の違いはあっても、サンダースとトランプの旋風は本質的に同じ
若者の既得権層に対する不満の捌け口という意味では
ヒラリーでも簡単にトランプに勝てるとは言えないほどの勢いになってきてるよ

オバマの民主党が8年でしたから次はトランプかもしれないですね。
クリントンとブッシュの家族の大統領たすき掛けは米国民もノーとなりそうですね

アメリカは共和党がついにトランプ一本に絞りましたね。
クリントンでは新しいアメリカを期待できないし、かといってトランプでも内向きなアメリカが予想されます。
アメリカも厳しい時代となりそうですね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

リンク