千載一隅のゼネラル石油、か!

岩波新書「読書こぼればなし」を読んでいたら、・・・千載一隅のゼネラル石油批判が出てきた。
准陰生という筆者、博学な自由人ではあるが、本名不明。
この本は1978年発行で、たぶん今は簡単に手に入らない。1月前、池袋の西口公園で開いていた中古書祭りで買った。
雑誌「図書」の毎号に”一月一話”で1970年から15年間出た雑文(新書見開きで一話)のうち、初めの7年を載せ新書になった。
その1974年の3番目だからたぶん3月号にのせた「私悪は公益」にゼネラル登場。以下抜粋

18世紀イギリスにマンデヴィルという経済学者がいて、「私悪即公益」という副題付きの「蜜蜂の話」という本を書いた。
一言でいえば、浪費は悪徳であり、節約貯蓄は美徳なりとする通念を逆手に取り、浪費こそは商売繁盛、社会発展の基、つまりは「私悪即公益」を主張した風刺だったのである。私悪即公益などといえば、さぞかし現代日本の大企業経営者や商社マンは、わが意を得たりと喜ぶであろうが・・・・・・・・・・・・・・石油危機を「千載一遇の好機」と見て、ひそかに価格吊上げを通告したゼネラル石油の全社員など、諸手を挙げて喜ぶところかもしれぬが、但し、この「蜜蜂の話」、さすがにヤミ値吊上げや、買占め、売惜しみの私悪までを、公益とは述べていないのだから、その辺はぜひまちがいないように願いたい。・・・・・・売惜しみやヤミ値吊上げが公益になることなど、絶対にまずないからである。

石油危機を引き金にして、売り場からトイレットペーパーを初め、あらゆる消費財が売り場からなくなった。あのころだ。私がこの時の4月に入社した。ばかなことをいったゼネ石の関係者。ずいぶんマスコミに当時たたかれた。著者不明の随筆にまで顰蹙を買い、「全社員」が怒られていたのだ。

浄蓮の滝
4日、伊豆の浄蓮の滝。前夜の大雨でドウっと水多く、石川さゆりのあ艶歌とは程遠かった。この下流が釣り堀になっており、ニジマスをつった。中にアマゴもまじっていた。魚は渓流沿いでバーベキューをした。

金ラン

昨日は南高尾のハイキングをした。金ラン2つ、今年も見ることができた。取られないことを祈るばかり。
いい天気なのでハイカーも多い。集団で走る人達がいるが、迷惑だ。狭い山道なので危ない。歩行者を見たら走るのをやめるとか気をつけてほしい。いずれ事故が起きないか心配だ。

山頂は人であふれていた。中には歌うグループもおり、騒々しいこと。そそくさと下りた。
スポンサーサイト

コメント

1974年のオイルショック時、東亜燃料工業、エッソ石油とモービル石油は売り惜しみをしなかった。1979年頃、和歌山工場に自衛官が研修に来られ、私も教育をしたが、その自衛官の方は三社が当時、売り惜しみをしなかったことに大変感謝されていた。私は良い会社に就職し、嬉しかったことを覚えている。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
労働問題などに相談がある人は、遠慮なく連絡をください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
FC2カウンター
リンク