フランスでは石油労働者がストライキ

フランスのナショナルセンターCGTは残業代の支給を減らしたり解雇を容易にする労働法に反対し、石油関連の労働者のストライキを実施している。ネット情報でしかわからないが、トタールの製油所8か所のストそしてこれからル・アーグ輸入基地(国内の4割を供給)も閉鎖対象にするという。いわば、全産業のゼネストというよりもエネルギーの石油を焦点に、政府の労働法改悪をやめさせる戦術のようだ。現在の社会党政権は、テロ対策や労働政策などこれまでの保守政権と変わりがなく、さぞや不評に違いない。

日本では製油所のストなどなかなか想像すらできないが、フランスの労働者は大したものだ。
「機会不平等」斎藤貴男著を読んでいる。10年前のものだが、現状はもっとひどい格差になっている。以下見出しだけ見れば現状のことをすぐ想像できる。
1章:ゆとり教育と階層化社会
2章:派遣OLはなぜ関原を我慢するか
3章:労組はあなたを守ってくれない
4章:市場化される老人と子ども
5章:不平等を正当化する人々
最終章:優生学の復権と機会不平等


日本では労基法をなし崩しに改ざんする派遣法や契約法など次々に実施され、今や4割近くが非正規労働者にされている。95年、日経連が「新時代の日本的経営」を出したとき、つまり今日の4割非正規にされることを労働運動が予見できたら、もう少し何とかなった。フランスの労働者の先を見た戦いに心から声援する。
白い花
隣家の庭に白い花が咲いた。西洋シャクナゲと思うが確信はない。

昨日、品川本社に行き、協約改定や春闘妥結の調印をした。前夜の二日酔いで午前中はグーたらしていたので、気分転換にはちょうどいい。
駅近くで、ビッグイシューを売っていたので買った。この雑誌は350円で、ホームレス仕事造り、自活援助のNPOで、世界的な団体だ。前号表紙はエルトン・ジョン、今号はジュリア・ロバーツ。憲法や環境、若者の仕事造りの事例報告など、面白い記事がある。
その中でなるほどなーと思ったことを転記する。

雨宮処凛の活動日誌で、難民歓迎と排斥のデモ/難民認定0.3%の日本、という記事を書いている。
・・・・ヘイトデモを至近距離で初めて目のあたりにして、なんだか現実感が蒸発していく感覚に襲われた。歩道ではデモ隊をはるかに上回る「カウンター」と呼ばれる人が「帰れ」と声を荒げている。その中で金縛りに遭ったように動けなかった。ヘイトデモを初めて目にした人は、よく「身体が動かなくなった」という。それがその日、初めて分かった。これほど堂々と「差別語」が公道に響き渡っているという光景を前に、脳がその現実を処理できないのだ。・・・・私はただただ言葉を失っていた。これほどのむき出しの差別の前に、いったい何を言えばいいのか、さっぱりわからなかった。・・・・・・・・
それは2年前、池袋西口で10数人のヘイトの連中の集会を見たときに思った、私の気持ちでもある。


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