3.11からまもなく6年だ

1時からの新宿デモに行ってきた。福島原発事故避難者が今月末に故郷に帰れと、仮の住まいから追い出されようとしている。放射能がばらまかれているところを、安全地帯とされて帰還を強いられているのだ。「自主避難者」の、特に女性たちがこうした国の政策に抗議してこの行動を呼びかけた。
「3・11からもう6年」「福島原発は何も解決していない」「被害者への支援しないでおかしいぞ」「原発の電力を東京は使ってきた/皆で応援しようよ」とデモをした。それにしても街行く人は、ビラすら取らない。

この集会に行って知ったこと。
*すでに福島県内の子どもの甲状腺ガン並びにその予備軍が183人となった。一般的には1万人に一人のガン発症というのだが、それでも公的には原発事故との因果関係を認めない。さらに問題なのは、福島以外の場合は検査がなされないため、ガン発症が進んだところで見つかっている、という。
*福島第1原発の2号炉につながる排気塔のアングルが錆て倒壊しそうだ。メンテナンスするにも放射線が強すぎて近づけない。2号炉は屋根が壊れずにあるので放射物質が封じ込められている。もし倒れたら大変なことになる。
*小池都知事は、福島原発から逃れて都営住宅に住んでいた被害者の住宅使用の要請に対し、「もう安全でしょう、お帰りください」といったそうな。豊洲市場の安全問題も、彼女にとっては政治的なパフォーマンスでしかないのか。

私は3・18の福島は郡山の集会に参加する。日帰りバスだ。

岩波新書「ポピュリズムとは何か」水島治郎
そもそもポピュリズムとは、南米の階級格差が激しいところでの特権階級への反旗、民衆運動であった。
ところが現在の、西欧の反移民や反イスラム、アメリカ合衆国のトランプ旋風そして日本の橋本・維新などは、「デモクラシーの後を影のようについてきたポピュリズム」。既成政治打破そして「特権」階級への怨恨・・・・ここでいう「特権」享受者とは大金持ちではなく、公務員や難民、生活保護者などの行政に救われている者たちや大企業で労組員として守られている人。卑近な言い方をすれば「やっかみ」だ。

トランプの「アメリカ第1」にしても、イギリスのEU離脱決定もそうだが、それを支持するブルーカラー層の不満、このままいくとイスラムに乗っ取られるのではないかという不安。これが偏った一部世論ではなく先進国の「サイレント・マジョリテイ」の意識とするなら、困った事態である。
困った困ったといっていても仕方がないが、本当に大変な世界に突入したのだろう。
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