共謀法が通った

反対してきた共謀法案が、参議院で先週、中間報告などという奇策で強行採決された。そういうことは十分予想されてはいたが、虚脱感といったら大げさだが、確かにがっかりしている。

戦前の治安維持法の時は、普通選挙法とバーター?で通った。大逆罪を経験しているから、当然恐ろしくなると危惧する声はあったが、「大丈夫」と押し切られたのだが、とんでもない人権抑圧法として使われた。にもかかわらず、金田法相は治安維持法が適法に運用されたと国会答弁。戦前の暗黒時代への反省は何もない。歴史への反省はない。内心の自由はなくなることへの危機感がない。
国民の多くにとって、
過激派への予防弾圧であって、自分のような一般国民には全く関係ない。ただし、できたらもう少し議論をやってほしかった、これが最大公約数だったんだろう。しかし、盗聴・監視カメラの今日、公安警察野放しの社会になるのは間違いない。今朝の新聞によると、30以前の青年層は「賛成」なんだって!
日本は折り返し不能なところにきてしまった。これからどうしたものかと心配している私のような者は少ないのだろうか。

悩んだとてどうもならない。バルザックを私はなぜか読まずに来たが、短編集を読んだら面白かった。
こういう時は足腰動かすのがいい。
17日(土)は横田米軍基地にオスプレイが来るのに反対してデモをした
18日(日)は、築地市場を守れ、ベンゼン汚染の豊洲はやめろと新宿駅周辺をデモした。200人。仲卸の業者もいた。築地デモ

そして今日19日、安倍政権打倒の国会前集会があったのだが、度忘れしていかなかった。

5月31日の共謀法反対の集会だったが、日比谷公園で銀座デモへの待機のとき、私よりも少し若いかな、おばさん2人が言っていた。「労働組合の旗がたくさんあるわね。まだ組合ってあるんだ。息子なんかまるで組合のこと言わないし・・・・」

そうなんですよ、まだこういう平和運動に来る組合はあるんです。多くが組合を名乗っていても企業の一部に成り代わっているけど、みんなが腰抜けじゃない。労働者をまとめられるのは労働組合なんだよね、と私はいわなくてはいけないと思いつつ、ただその話を聞いていた。
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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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