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ロシア革命から100年

「ロシア革命から100年、チェ・ゲバラ没後50年」という集まりが渋谷であった。何らかの政治集団の集まりだろうが、ゲバラの研究者というのかラテンアメリカ革命の研究者・活動家である太田昌国氏が講演するというので出かけた。

太田氏は、この100年間の左翼運動の誤り、とりわけ前衛思想を批判し、泥にまみれた社会主義を絶望的に糾弾した。彼の趣旨にはほとんど同意。以下、私流に講演を要約すると
。「革命」という言葉自体が、安倍首相に簒奪された。「働き方革命」「生産性革命」「人づくり革命」。もちろんrevotutionというのではなくinobationの表現だが、何ということか
。日本共産党の不破論文は今もって、レーニンは良かった。スターリンが誤っていたという解釈。
しかし25年前のソ連共産党公文書公開で、レーニンが食糧調達に抵抗する農民弾圧を果敢に、ためらうことやれ、公開処刑による恐怖、場合によっては毒ガス使用まで指示していることが暴露された。スターリンはレーニン直系と見るべきなのに、今もって歴史の直視がやられていない。
。11.13に北朝鮮の兵士が南北境界線を越え、それを北の兵士が越境し銃弾を浴びせた。東西冷戦時のベルリンを彷彿させた。北も中国、ベトナムも社会主義。何の魅力もない、このような体制のためになることを求めたはずではない。
.。1922年のアナーボル論争で大杉栄たちアナキストのロシア革命批判・・・・・革命の同志であるSRやアナキストを殺してまで進行する社会革命とは何か。本来、論争や協同して同じ方向に進むべきではないか・・・・・我われは、大杉たちの主張に立ち返るべきだ。.
。クルトワ「共産主義国書」(筑摩によると、ボルシェビキなどの前衛主義による被害者の数を1億人としている。この数の真偽は不知・・・・ロシア2000万、中国6000万(文革など)、その他ポルポトなど2000万。社会革命の名においてこんな大量殺人は許されるものではない。
。チェ・ゲバラについて・・・・・・・彼はなぜ今もって左翼から批判の対象にないか?。国境を超える革命を実践したことで英雄視。しかし誤り、限界を指摘すべきであろう。①白人のキューバ人がコンゴ(黒人)やボリビア奥地(インデイオ)に出かけ、すぐ連携できると思った、民族問題への無知、②キューバ経済建設についての観点はソ連経済学批判の域を出ていない。

学生の頃読んだ、ナロードニキや左翼SR、クロンシュタット水兵の反乱など懐かしく思い出した。
レーニン最後の戦い(スターリンとの)で、レーニンを免罪する気持ちがあったが、すでに公文書公開でそうでなかったというのを知った。
「空想から科学へ」とエンゲルスはプルードンたちを排斥侮蔑したが、国家社会主義を第1段階の社会革命としたところで現在の「社会主義」の惨状を作ってしまったんだろう。

井伏鱒二を読んでいる。彼の漢詩意訳・・・・・・・・・・勧酒(于武陵)
この杯を受けてくれ
どうぞなみなみつがせておくれ
はなにあらしのたとえもあるぞ
「さよならだけがj人生だ」

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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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