韓国の映画「タクシー運転手」・・・・・良かった

今日、東京では新宿シネマートでしかやらない韓国映画「タクシー運転手」を見た。それも1週間の上映というので、早めに見ておこうと行った。満席だった。
韓国民主化闘争の分水嶺になった1980年の金大中拘束、戒厳令そして光州事件を扱った映画。
戒厳令を物ともせず、光州市民は民主化を求め、戦い、軍隊に鎮圧された。光州市には電話も通じない鎖国状況、これはとんでもないことが起きていると、ドイツの記者が潜入する。そのタクシー運転手を主人公にした実話らしい。
この運転手はどこにもいる、気のいいおっちゃんで、ただし街中出くわす学生デモに迷惑だと悪感情を持っている。その彼が光州で出くわした事態は、戒厳令に抗議し民主化を求める市民を軍隊が実弾で殺戮する。軍隊経験のある彼も怒った。ただし、彼は送迎運転手であって、戦士ではない。

横道にそれるが、英雄的なのは、傷ついた市民を救援し、ソウルに帰還する記者の乘るタクシーを防衛した光州のタクシー運転手たちだ。エライ。

当時、私も隣の国から光州連帯を叫んでいた。流血を止めることはできなかったし、戒厳令がしばらく続いた。駄目だったかと無力感を覚えたが、今から思えばそうではなかった。少なくとも、国際的な連帯・監視が韓国の右翼や軍隊に抑制効果を与えたし、今日の文政権になった。
と、涙しつつ、この映画を見た。韓国政治を知るには良い映画だ。
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和田 伸夫

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全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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