関東大震災の朝鮮人虐殺現場を見て回った

昨日、大雨の中、墨田区労働組合連合会(墨田の地区労)が企画した「関東大震災時の朝鮮人虐殺の事実を知ろう フィールドワーク」に参加した。震災の慰霊場所である横網公園で、主催者から次のような趣旨説明があった。
 これまで9.1の震災記念日には都知事がメッセージを出していたが、小池都知事は昨年メッセージを拒否した。右翼都議の意見に賛同し、朝鮮人虐殺6000人というのは誇大というのが拒否理由だった。緊急事態にデマで狂暴化した民衆が自警団として殺戮し、合わせて軍・警も組織的な犯罪行為をした。災害時の忌まわしい汚点であり、決して繰り返さない、そういう決意表明こそ行政の長として必要なのに、人数があやふやとは何たる言い逃れか。合わせて、墨田区長も都知事に連動し、メッセージを拒否した。
今年こそメッセージを復活させ、ヘイトウヨクによる「井戸に毒をまき、火をつけて回った朝鮮人を取り締まるのは当然だ」というデマを許さない、そのためには歴史の現場を見ることが必要だ、と墨田区労連。

 横網公園の石碑は、震災半世紀後の74年に立った。与野党議員や都知事、労働組合や市民団体などの実行委員会が寄付を集め、文案をねって建てたという。だから、被害者追悼の文言しかなく、加害者である自警団や警察への弾劾はない。
<回った3か所>
①荒川放水路の河川敷・・・・・・・河川工事で沢山の朝鮮人が働いていた。彼らを中心に自警団によって殺された。その遺骨は河川敷に埋められたが、その後、権力は掘り返しどこかにもっていった。
②東京モスリンの跡地。現在は大きな都営住宅になっている。戦前、ここは労働運動が活発であった。
③亀戸駅近くの浄心寺。亀戸事件の被害者の石碑・・・・震災後のどさくさ、南葛労働運動の活動家10人が亀戸警察で虐殺された。
亀戸事件碑

フィールドワーク後の交流会で、朝鮮人の方が
地震後の混乱が怖い、熊本地震ではデマがネットで流されたと、話をされた。彼らの切実な危機意識は決して大げさではない。朝鮮人や中国人への差別感情は本当に怖い。差別感情が危機状況においてはとんでもないことを起こすものだ。
マイクロバス仕立てで動いたので楽であった。しかし、私には東京東部の土地勘が丸でなく、3か所の現場を見ただけとなった。参加者65人。

先週は梅雨のような天候で、予定していた日帰りハイキングを3度順延し、結局やめた。
今日は一転し、夏日だ。明日から1泊2日で会津駒に行く。防寒着がこんなに要らないか、でも用心に越したことなしと大荷物になる。
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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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