迎合主義はよくない

またまた春闘のこと
4月1日エクソンモービルの新入社員への会社代表の挨拶は、厳しい経営状況にある他大企業と違っていた。この会社は金も技術もある。そこにきて働くんだから頑張れ、心配するな、そういう調子だった。グループで99人が入社した。

なかなか威勢がいいし、さすがアメリカ帝国主義をバックにしたというか、そのものの力強さである。ただこれを勘違いしているのがいる、というか製油所の労働者はその気になっている。悪い意味の公務員のような安定した感じを持っている。だから春闘で会社に対し御用組合はベア要求をするし上限額のアップ(職級によって違うが例えば55万円以上には賃上げがない)をする。製造業ではかなり高い賃金レベルであるという自覚がないからそういうことを求める。

そして今春闘の回答はベアゼロ、上限切下げ【切り上げではなく)である。御用組合にとっては面子丸つぶれである。私からいえばそのような要求をするほうが度し難い阿呆である。単純にいっても製造業はアジアとの競争にさらされているで。日本がエネルギー自決でやってきたのはもう20年も前のこと。石油精製が今後も日本で続けられるのは極めてきつい、そのくらいの危機感をもっていないとまずいだろう。

石油労働者が井の中の蛙になっているのではないかと、今春闘の混迷をみて感ずる。


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和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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