労働組合の地盤沈下

27日EMでは、賃金制度の変更が全従業員への社内メールでしらされた。この方式では、個々人の賃金は職級と成績、年齢でいくらになると明確になる。

わが組合の賃金論はいたって簡単。レベルが高く、格差が少なく、公明・公開であるべき、その3点だ。今回の問題は格差が開く。交渉の大きなテーマだ。

今回のもうひとつの問題は、労働組合の春闘交渉がボーナス月率交渉以外、不要になること。形どおりとはいえ要求し、交渉する、そのパターンがいらない。もちろんインフレ、デフレによって賃金カーブの見直しが必要なときには組合の出番があるが、今時点ではベア要求は難しい。

EMという巨大会社はそもそも個人との契約を重視し、集団的な労使交渉になど重きをおかない、というか軽視する。そのためアメリカ本国ではあまりいい関係ではないと聞いたことがある。賃金制度の改定はまさにこの思想が出た。

この制度変更は、多数組合が09春闘を長期化させ、それにこりた会社の対応である。1年以上の検討を経て、多数組合との話し合いも十分やった上でのこと。ということは、組合は春闘交渉で出番がなくなることを了解した!。組合の活動は当然時代に影響を受けるので、春闘を懐かしがっていても意味はない。ただし、組合員が組合を意識する年1回の行事がなくなったとき、果たして組織は維持できるのか?

METIの製油所リストラ強制のような雇用と直結する事柄にも口を閉ざしている彼らが、春闘もしないで一体どうやって組織をまとめていけるのだろうか。組合員は、見返りのない組合費をいつまで出し続けるのか。労働組合の必要性・活動領域を改めて考えるきっかけにしないと、歴史の遺物になってしまう。

日曜日は孫の世話
29日は全国一般南部のバーベキューがお台場であり、誘われていた。復職して労働運動情報が薄くなっているので、楽しみにしていた。ところが次女のハワイアン発表会と重なり、それに妻と長女が5000円のパーテイー費用を払いこみ済み。で、長女の子供2人の面倒を私が見ることになり、バーベキュー参加はお流れに。3歳と1歳の孫娘と遊んだ。これはこれなりに楽しいものだ。

明日発行する組合新聞”悠々8月号”の校正をした。夏枯れだからと「遊び」の記事を2面に大きく載せた。沖縄の南西労組N君からは、夏の甲子園で興南高校が勝った、と喜びの記事。ここもMETIの装備率や年金改定など書くことはあるのだが、やはりあれはうれしかったのだろう。
flower
剣岳のトリカブト、ぼけた写真だね
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