原油のダンベル化

昨日KPIで事業計画の組合説明があり、聞いた。昨年度は決算がすごくよく、それによってボーナス・インセンテイヴ(BI)もかなり良くなることが報告された。BIとは製油所の操業・会社の収益などの目標に対し、プラスになればボーナス賞与に加算するというものだ。

今年の目標で面白かったこと、驚いたこと

1、EII(エネルギー効率)が毎日表示され、運転を変えたりして改善するシステムが出来ている。・・・知らなかった。

2、オイルロス0・5%を0・3%に下げる。この多くが原油中の水らしい。以前は水を沈殿させてタンカーへだったが、いまはそのままタンカーに運び、入荷後、タンクからプラントにと水切りが不十分なままということがある。バカにならない金額だ。

3、原油のダンベル化傾向。片や、コンデンセート(原油より軽く、ナフサ分が多い)、片や重質な劣性原油。この両者を混合させると普通の原油程度のAPIになる。それはちょうどダンベルのようだ。原油100ドルの時代になればいっそうこの傾向は続く。運転はやりにくいが・・・・

4、昨年は低通油稼働率対策として様々な改善点をやった。玉石混交だったんだろうが200点改善項目が上がって、それを実施することで多大な利益をだした。会社一丸になっている。

5、生産計画を見ると、黒物は1割強のみ。それも、その2割はTGの和歌山・堺で処理する基材なので、純然たるC重油は微々たるもの。とにかく軽油が多い。ここは国内最高級のプラントではないか。事故だけが怖い。


ネバダ・レポートってご存知?
最近、日本の国債信用度がランク下げにあった。
IMF(国際通貨基金)は10年も前に、日本債権プログラム=ネバダ・レポートを作成していた。それが02年2月14日の国会予算委員会で民主党議員がその内容質問をやった。その内容はとんでもないの・・・・・・・と経済界に詳しい知人から聞いた。日本が破綻したときの対策だ。10年も前なら国際派たぶんまだ500兆円くらいで現在の半分だ。

①公務員の3割カット、給料の3割カット、ボーナス全てカット
②公務員の退職金は100%全てカット
③年金は一律3割カット
④国債利払いは5年から10年停止
⑤消費税を20%に引き上げ
⑥所得税課税最低限を100万まで下げる
⑦資産税を導入し不動産には公示価格の5%を課税、債券・社債には5から15%の課税、株式は取得金額の1%を課税
⑧預金は一律1000万円以上のペイオフを実施し、第2段階として預金額を30~40%財産税として没収する。

転記するのは疲れるわい。
IMF管理下に入った南米や韓国で、国民生活が大変な目にあったことは知っているが、すでに日本もその対象になっていることは知っておかなくてはいけない。私個人にとっては、⑦、⑧ガ影響大きい。
いずれにしてもこういう怖いシナリオが、アメリカと一体の国際組織で検討されている。どうしてわれわれは知らないんだろうか?
井の中の蛙ではいけない。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
労働問題などに相談がある人は、遠慮なく連絡をください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
FC2カウンター
リンク