中央石油の春闘団交

昨日夕方、中央石油の春闘交渉があった。TGの販売子会社にOUの支部組合が出来て10年になる。今回は要求趣旨を説明する場で、回答はまだまだ先だ。私は早引きして出席したのだが、こういうときおうおうにしてあるのだが仕事があって遅れ目になった。ちょうど空調機の冷房への切り替え時期で、蒸気ラインの閉止にてこずった。脚立の上で一所懸命バルブを閉めている業者に、「悪いね、ちょっと・・・」とはいかない。

団交では
「一律4000円の賃上げを」の要求に、会社は「業績による成果賃金」「若い活動的な人の賃金と生産性の低い高齢者で賃金差が激しすぎる」と一笑に付す。どうみても組合側が論戦に勝てていない。

昨年は2500円の賃上げ原資が若い方に回り、その調整からはずれた者(比較的年齢の高いほう)は賃上げなしだった。会社の言い分はわからんでもないが、生産性の低いと標的にされた者達の気持ちも考えてもらわないと困る、昨年に続き賃金凍結ではやる気がうせる。

上部団体のOU事務局長として、私は「昨年の調整は了解。だけど今年同じく一銭も上がらんことはやめてほしい」とこちらの意見を整理する。

評価制度でも、労使で接点が結ばない。会社は公平公正な評価といい、組合は公正ではないというが、具体的な証拠がないのでパンチに欠ける。「要するに、一時金の格差が大きすぎる。もう少し何とかならないのか」と私。

今回の話し合いで、初めに「3・11以降の大変な状況に対し特別手当を出してくれ、感謝している」と組合がいったのは良かった。

危険な、無頼漢へのあこがれ
団交後に軽く飲んだ。またしても名古屋のようにやろうか、と出た。

中央石油の名古屋のSSには、一人で労働組合を名乗って活動する女性がいる。会社はその「組合」に神経を使い、毎月のように団交しているそうだ。それも横浜から人事担当者が出向いて。ところがこちらは、年に3、4回しか団交をしない。過激派になってやろうじゃないか、そして毎月団交を・・・・・

普通の従業員感覚で組合をやっていることのむなしさ。一方で、原理原則で労基署に次々と申告し、会社を
窮地においやり?その結果、一人組合でも十分相手にしてくれる。それなら俺も、と誘惑されるのだ。

私は、マーマーと諌めるしかない。
あれは労働組合を名乗った、ある種の恐喝対応だ。会社にとっては、公安問題なり、やくざ相手であって、誠実な話し合いとは全く違う。評価制度への憤懣があれば、空中戦をやり続けるよりも、例えば個人名をだし苦情処理をやるのがいい。

もちろん酔った勢いで「名古屋のようにやれたらな」と願望をいったものの、そんなことをやるつもりはないのだが、危険な誘惑である。

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プロフィール

和田 伸夫

Author:和田 伸夫
全石油ゼネラル石油労働組合の事務局長をしています。
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