酒飲みの組合活動家でしかないか

私のこのブログへのコメントが急に盛り上がっている。
昨12日は中央石油の組合との打ち合わせで飲んで帰ったんでPCをあけなかった。今日帰宅して開けたら、すごい。曰く
団塊勝ち組でしかないとの批判
工場閉鎖で困る社員や関連労働者のことを考慮しない冷たい奴
酒飲みの組合活動家でしかない


こういう意見に対し、直反発しても仕方がないとは思うが、おかしな話だ。
私は組合活動をやってきて、今もそれなりにやっている。残念なのは力がないことだが。
景気が悪く、失業は多く、負け続けている労働運動。元気をなくした労働者をどうしたら盛り返せられるのかと考えている。

議論になっているTGのこと、METIの高度化法対応について、私の最も関心があるのは、大借金を背負ったTGがこれからどうするのか、従業員や関連する労働者にとってどうなってほしいかである。客観的にいってこれがベストという絵を描けない、非常に厳しいと思っている。
ガソリンはそこそこ売れても利益が出ず、かといって石化も似たりよったり。そういう中でMETIの高度化法期限である2014年3月が迫っている。TG以外の石油元売は全てその対応策を出した。いずれも厳しい選択だったと思う。で、TGはどうするのか。

コメントで私を悪し様にいうのは結構。それで気分すっきりなの?!
あなたは誰なの、たぶんTGの関係者でしょう。
私は和田。労働組合だから反合理化といっていればいいわけではない。どうしたら雇用を守り、企業を存続させられるのか、働く側から物申すべきだと思っている。3年前METIの高度化法が示されたとき、私は「反対だ」とパブリックコメントを出した。でも相手にされなかった。それを世論化できなかった我々の(私の)非力を批判するんだったら同意する。

METIの高度化法・・・要するに国主導のダウンサイジングに対し、今どうするのか。どうすべきだと思っているのか。私のブログに対し憤懣をあげるのではなく、何も方策を示さない会社に対し、こうすべきだと己の意見を物申すべきではないのか。
ちなみにTGの多数組合なんて高度化法をどうするのか、何も関心がないかのように触れてもいない。まずはそこを変えさせるべきじゃないだろうか。

東洋経済の今週号はきつい

<普通解雇が普通の時代に>。読むに値する。
IBMでは、業績評価が悪いと解雇通告、すぐ持ち物をもって出て行けといわれた。それが裁判で解雇正当とされた。
中小企業では」、社長が「首だ」といえば解雇され、就業規則を見せて欲しいといったら解雇・・・・そういうことが日常茶飯事になっていたのだが、今では労働組合のある大企業でもざらになっているという。

労働運動が戦いによって、裁判判例として勝ち取った整理解雇4要件は空洞化した、という。4要件とは、企業の経営努力、早期退職募集、整理解雇するための基準の公平性そして手続きがちゃんと行われていること。
JALの企業破綻では機長や客室乗務員が強制退職させられた。その裁判で組合側は解雇4要件違反と訴えたが、敗訴した。裁判官は、企業状況からやむをえないとし、労働者の権利防衛を後景に引き下げた。

失業、非正規が大手をふり、安定雇用労働者は減っている。さらに電機業界からは大量の解雇が出ているので、ますます労働者の権利喪失が懸念される。

どうしたらいいか。問題を感ずる一人ひとりのつながりから作り直すしかないのだろう。
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コメント

営利企業である以上採算がとれなければ撤退やリストラはありえる。問題はそうではなく、高度化法に際し、一自治体である和歌山は住民運動まで発展したのに、東燃の方々は無反応。企業には納税、雇用といった側面的義務もある。なのに、和田さんみたいに3年前はともかく、今となっては仕方ないみたいな言い方は人の気持ちをわかっているのかと思う。まっ、ジェネレーションギャップでしょうが

和田さんはゼネラル出身だから、ご存じないでしょうがかつての東燃には中原氏という名経営者がいました。中原氏ならエネルギー高度化法にたいして全く異なる対応したでしょうね。やはり、エクソンの経営傘下となり、経営陣は物事を考えなくなったんでしょうね

私が思うに、和田さんがパブリックコメントを出して当時異議を唱えたことは多くの人が知っているし、和田さんは当然関係者と同じく高度化法に対して怒り、反対論者なんだと認識していたところに、突如としてあきらめたかのような、突き放したような発言。
これを読んで、東燃ゼネ関係者からは「和田さん、結局あんたも一緒か!所詮逃げ切り世代には現役世代の気持ちなんてわからないよな!」という感想なんでしょう。そもそも多数派組合にはハナから期待していないのでこの発言には失望感が強すぎたんじゃないかと。その後で世の中の雇用情勢の厳しさをいくら列挙しても火に油を注ぐものにしかなりませんよ。
なんて冷静に客観分析している私も和田さんを断罪することはとてもできませんね。

覆水、盆に戻らず

改めて思ったというかわかったこと。

私に石油産業の規模縮小政策を止める能力を期待したとするなら、それは間違い。経営が全てを決めるもの、組合はそれに応ずるか応じないか。これが大体のところだ。事前に組合の意見を聞くなんてありえない。私の組合流儀は、結論が出て発表される前に発信し、微調整を追求してきた。

1年前、コスモ石油がEM日本資産購入の動きがあると聞いた。私は「うそだろう」と感想を述べた。それが事実であり、EMはコスモとTGを両天秤にかけ高く売り逃げた。そして、わがTGは大借金をかかえている。もしこのような結果を予見できたら、コスモに買ってもらおうじゃないかとキャンペーンをはるべきだったと悔やまれる。でも、そんなことは後知恵でしかない。

販売の人間から聞いたことがある。
特約店(デイーラー)の経営が厳しいところに対し、「早く撤退したほうが傷が広がらない」と指導助言する。長年のお付き合いをしてきた経営者に対しつらい判断だが、データを示し良かれと説得するという。

私がMETI高度化法に反対し、TG3工場維持を貫く立場と期待されていたようだが、状況に関係なくそれを言い続ける姿勢をとるのとは違う。どうしたら会社が生き延び、そしては働く場が確保されるのか、考え発信してきたし、これからもそうしたい。1年前と会社が置かれた環境が様変わりしているのだ。

ブルームバーグが2年前に記事を出した際に4社の工場閉鎖を記載し3社の具体的閉鎖製油所をあてた。当時記事にはTGは堺を閉鎖とあった。なぜ和歌山ではなく堺なのか、当時はまあしょせんマスコミだと無視したが、今となってはなにか根拠やリークがあったのかとも思う。また堺の硫黄流出事故はアゲインスト。一方震災の際に堺から多くが陸前高田市にスタンド設置に動き、和歌山からは多くの燃料を提供し経産省からはとても評価された。 
さてどうなるか? 

決算が出ましたが、飲んだくれ和田さんは組合として何にも発言しないのかな

エクソンの合同会社の株を1400億で買い取るようですが、そのお金はどこから出るのでしょうか?
また借金なんでしょうか?一体この会社はどれだけ借金を背負わされるんでしょうか

和田さんがどれだけお酒好きか知りませんが、酒飲みの組合活動家だの、はたまた飲んだくれだのひどいですね。他にも辛辣な書き込みが急増していますね。
ただ和田さんが一点大きく取り違えてると思われるのは、誰も和田さんに高度化法を変えてくれとか、そういった能力を持っているなんて期待していないということです。
組合幹部という立場を考えられた方がいいと思います。要は高度化法に不安を抱いている関係者に対する態度があまりにも冷淡だと感じました。経営陣の失策は彼らには何ら責任のないことです。一言相手の境遇に思いを寄せる心遣いがあるとなしでは全然違ったものになったはずです。

Re: タイトルなし

> 和田さんがどれだけお酒好きか知りませんが、酒飲みの組合活動家だの、はたまた飲んだくれだのひどいですね。他にも辛辣な書き込みが急増していますね。
> ただ和田さんが一点大きく取り違えてると思われるのは、誰も和田さんに高度化法を変えてくれとか、そういった能力を持っているなんて期待していないということです。
> 組合幹部という立場を考えられた方がいいと思います。要は高度化法に不安を抱いている関係者に対する態度があまりにも冷淡だと感じました。経営陣の失策は彼らには何ら責任のないことです。一言相手の境遇に思いを寄せる心遣いがあるとなしでは全然違ったものになったはずです。

趣旨諒解。ただし、期待はずれと批判されても私は私流でやってきました。これからも。

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