劇・・・・・イノセント・ピープルを見た

池袋で「イノセント・ピープル」の劇を見た。ロスアラモスで原爆を作った男たちのことだ
原爆の悲惨さを訴えるものはたくさんある。被害者からの告発は重いし、今後も続けなくてはいけない。
ただし、このイノセント・・・は原爆を作った、それは正義の塊のようなアメリカ青年がその後被害の実情を知り、何だったろうかと考える。自殺する奴もいれば、最後までジャップへのこらしめと言っている奴もいる。

第二次大戦後もアメリカの戦争は続いた。朝鮮戦争、ベトナム、イラクと。共産主義がイスラムゲリラに敵は変わったが永続的に敵を作る国。子供たちが傷つき、あるいは死ぬ。そういう中で原爆を作った意味をとらえていく。脊髄損傷に負傷した息子は、ベトナムで子供や女、老人を殺したことを告発する。ナバホインデイアンの女性は、その村からウランが採掘され、ヒロシマに原爆となってたくさんの人を殺したことに、痛苦の念をもっていると話す。放射性の残材は村におかれ、そのため多くの住民がガンになったとも告発する。
ヒロシマの被爆者が、原爆を作った科学者=今は90歳の老人に迫る。「なぜ申し訳ないことをしたと言ってくれないのか」、しかし老人は、黙って答えない。ベトナム戦傷者の息子は「もう許してやってください」という。

科学の発展についていけない人間存在、ジャップ=猿でしかないと差別意識丸出しのアメリカ人。猿であるがゆえにあの大量破壊兵器は使われた。
いろいろ考えさせられる劇、人間の業というのか、なぜか涙が出てきた。


最近読んだ本
宮部みゆき「理由」・・・競売に伴う殺人事件。第三者的に取材するスタイルで事件簿をめくっていく。おもしろいよ。
湯浅誠「ヒーローを待っていても世界は変わらない」・・・・題名の通り。世の中を変えようとしたら、まず己が極めて少数派でしかないことを認知せよ。違う意見の人と交流すべき。ほんの少しでも良くするように。貧困・ホームレスに携わってきた人のいうことは、重いし正しい。

沖縄タイムスのインタビュー、渡辺豪「この国はどこで間違えたか//沖縄と福島から見えた日本」・・・・内田樹や佐藤栄佐久、辺見庸などとの真剣勝負。題名通り、日本はどうしてこのような主体性のないアメリカべったりになり、嫌なものは沖縄や福島におしつけ代わりに金を与え「我慢しろ」。地方を犠牲にし、ひたすら繁栄のために登り続けた日本。もうこれまでどうりにはいかなくなっている。全く同感。とともに、沖縄タイムスという新聞のすごさ、批判精神には驚いた。
スポンサーサイト

コメント

原爆と東京大空襲について

戦前、ルーズベルト大統領に「日本に原爆を落とすよう原爆の開発をすべきだ」と進言したのは誰でしょう?アインシュタインです。何故、米国は、伊と独に原爆を落とさなかったのでしょうか?
東京大空襲は、効果的に東京を焼き尽くす為に、関東大震災の火の広がり方を解析して、焼夷弾を計画的に落としたそうです。
ご存知でしたか?戦争は、いやです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

リンク