新日石とJOMOの合併、早まる精製能力の削減

以下新聞より
業界最大手、新日本石油とJOMO新日鉱ホールデイングが来年4月に経営統合する。設備削減を1年前倒しとし、11年3月末までに40万バーレル/日、15年3月までにさらに20万を減らす。現在の2/3の120万バーレルに圧縮する、とのこと。

常圧蒸留装置で6~8箇所の停止=完全に製油所閉鎖が2,3か。1つの製油所は従業員、コントラクターで800人として、3000人くらいは減ることになる。ガソリン・軽油が売れないから仕方がないといえばそうだが、来年の今ごろには閉鎖計画も明らかになる。日石/JOMOの動きは他社にも処理設備削減の決断を迫るもの。

コスモの四日市製油所の第6トッパー8万5千バーレルは、定期修理後も動かさず、来年1月以降に延期した。そしてコスモの製油所稼働率は66.8%という。//東燃ゼネラルでは低くても8割台の稼動というから高い方だ。

今朝の日本経済新聞には、中東で巨大エチレンプラントが稼動して日本の同装置は大変だとある。日本の場合、ナフサから製造する設備は古くて小さいので競争力は劣る。石油精製と石油化学が一連のものとして効率よくコンビナートで製造できるのだが、これからはそういってられなくなる。何しろ中東では原油随伴ガスのエタンなど、これまでは燃やしていたものをエチレンやプロピレンの原料にするのだから価格的に勝てない。石油もダメ、石化もだめと大変苦しいわが業界である。
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和田 伸夫

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