用水を掘り続けるペシャワール会、頭が下がる

アフガン東部で灌漑用水事業を続けているペシャワール会(PMS)の会報によると、パキスタンは難民100万をアフガンに戻るように追い出している。そのため、東部国境沿いには難民が溢れ、ジャララバード市の治安はすごく悪くなっているとのこと。用水事業を急ぎ、難民となった農民の定着をさせないと大変なことになる。PMSでは雇用対策にもなると帰還者をできるだけ使うようにしている。

PMSの10年にわたる用水事業で、すでに灌漑地には60万人が農業を再開できている。しかし、これも暴れ川のため、安心はできないとのこと。PMSが偉いのは、土木工事をできるだけ現地に任せ、そして日常管理を住民組織にゆだねている。水争いで対岸部落の調整をしたり、本当に頭が下がる。
アフガンのことは最近ニュースにならず、難民強制帰還なんてことは知らなかった。最近米軍は原爆並みの1キロ四方を粉砕する爆弾を使った。PMSの事業近くの山岳地帯で、だ。武装組織を粉砕しても平和は実現できない。人間は飯を食わなくてはならない。アフガンやイラクなどの戦争を始めたアメリカ。奴らに反省ということはないのか。

PMS事業へ郵便局から寄付をした。
自由学園
昨日、上さんと自由学園の明日館(池袋駅近く)でバッハの教会音楽を聞いた。建物自体が文化財指定。建物内からは庭に咲く桜が見えた。夜桜が揺れる。荘厳な雰囲気、チェロの組曲はいいものでした。

共謀罪の国会審議が始まった。内心を裁く法律、監視社会をもたらすが、なかなか反対世論は盛り上がらない。
森友学園疑惑はそれこそ明治時代の薩長による国有財産略奪のようだ。安倍一族や財務省官僚の問題など明らかにしないといけないのだが、最近の動きは籠池問題に矮小化されそうだ。
東芝は監査法人のお済付きなしで決算発表。原発事業に足をすくわれた。電力総連はまだ、原発推進だ。福島事態の責任を感じているとは思われない。

ときは春、世の中はきな臭い。こういう時は見事な花を見るのがいい。高尾駅近くで、ミツバツツジと木瓜。
ミツマタつつじ
木瓜


ゼネラルの東日本OB会

昨日、霞が関ビルの最上階でゼネラル社友会東日本支部の懇親会があった。昨年よりも多く、200人余が出席。懐かしい人たちと話せる機会だからできるだけ出るようにしている。
30年前組合専従になった頃、G川崎製油所の上司のKさんが最近亡くなった。前年のOB会では元気だったし、どうしてかなと気になっていた。Kさんの死因についてはたぶんガンなんでしょう、と誰もわからなかった。昨年も、「和田君にはいじめられたな」という上司のSさんと会えなかった。太平記だっけ?古典を勉強し始めているといっておられたが、入院しているとのこと。激励に行かなくっちゃ。

懇親会にはOUの組合員はほとんどいず、大体は会社側の人。目線を外し、今でも私を敵のように思う方もいるが、大体は過去のことはともかく「ヤーヤー元気」ってなのだ。

OB会への会社援助がこれまでは8000円だったが、今年からは3000円に減らされる。来年のOB懇親会はとりあえず同じ会場でやるとのことだ。

パール・バック「大地」を読んだ。文庫本で4冊と長かった。20世紀初めの頃の中国華北の農村をめぐる3世代の物語だ。貧困、飢饉、匪賊、封建遺制。中華人民共和国になる前の混乱期、今の中国がいろいろ問題あるにしても・・・・・・・大きくて、歴史ある国を知るためにもと読んだ。とにかく読了でき、ホッツである。

シリア、更に複雑に

トランプ米大統領は毒ガスを国民に使ったとシリア政府を批判し、国連理事会で非難決議が通らないとなるやいなや、本朝、シリア空軍基地にトマホークをぶちこんだ。毒ガスは果たしてどこが使ったのか、わからないのにアサドがやったと決めつけてのこと。常識的に言えば、米ロ親密で最も困るのはISで、そのための挑発行為ではなかったのかと思うんだが・・・・・・アサド大統領が毒ガス兵器を今使う積極的な意味は全くない。

そういえば、アメリカはシリア政府に宣戦布告をしたんだっけ
IS打倒で対ロ協調もこれでなくなった。下手をすれば核大国の米ロの危険な直接対決もありうる。
恐いことになった。
北朝鮮の火遊びに対し、トランプが何をするのかもわからない。東アジアの我々にはとりわけ心配だ。
またしても安倍首相は、米軍によるシリア攻撃を支持した。中東の紛争を仲介するどころか、油を注ぐ役になり下がった。

4.6共謀罪反対
昨日の日比谷音楽堂での共謀罪反対集会。3700人。
山本太郎参院議員が言うには、この法律がなくても内閣調査室が調査対象にしてきた団体には、例えばペンクラブ、生協、原水協、公害被害者連絡会・・・・・とあるそうな。調査対象に一般国民が入らない?、こんなのウソに決まっている。

この法律は、277の法律の上部にできる。実行犯を罰するのではなく、準備段階から弾圧できる。盗聴や密告の社会、戦前の治安維持法の焼き直しだ。森友疑惑を葬りさるために、国民の目線を変える安倍流の国会戦術なんだろうが、森友もこの法律もうやむやにはできない。
集会後、久しぶりの衆参国会請願デモをやった。復興庁前には今村大臣罷免を求める福島の避難者などの抗議行動とエール交換をした。

庭園美術館
本日、目黒の都立庭園美術館に行き七宝焼きを見に行った。陶器でなく銅器に焼き付ける細密画だ。
庭園には桜満開そしてシャクナゲが咲いていた。もう初夏である。

カタクリの花を見に行った

今村復興大臣が原発事故の「自主避難者」に対し、勝手に出て行っている人と言い放った。そういう記者会見があって、そのフリージャーナリストを”出ていけ”といったそうな。
ひどいなー。
この大臣も、安倍のお仲間だからそりゃーヒドイだろう。それとともに、そのフリージャーナリスト以外の新聞社の記者は一体何を質問していたんだろうかということ。
大臣の「お気持ち」を忖度し、そのような問題になることは自粛する。それが「大人}のやることってなってるのじゃないのかな。

もう一つ。
よもや教育勅語が復活するなんて思いわしなかったが、時計は逆回転を始めた。日本国民はそれでも安倍を支持するのか!

カタクリ
本日はもう夏日。あわててカタクリを見に行った。中央線の藤野駅下車し、トンネルを超えた、狭いカタクリ保護区はきれいに咲いていた。
陣馬山へ登って、いつものようにうどんを小屋で食べて下山。2,3日前の雪が残っていた。下山は初めての底沢に向けての道。誰とも会わなかった。降りたところにアズマイチゲが咲いていた。
アズマイチゲ
とにかく暑くて、半袖で歩いた。

来週の16日~19日、またまた格安の国外旅行にいく。ソウル3泊4日ホテル付(食事なし)で2万7千円。国境線に近い雪岳山(ソラクサン)1708mは春の山火事防止で頂きまで行けないので、その近くの登山をやる。写真で見ると、水墨画のような山風景だ。ソウル近郊のハイキングがもう1日。それと・・・・・・暗雲立ち込めるジャパンでなく、ソウルの政治雰囲気を感じてきたい。

明日夜は共謀罪反対の集会とデモが日比谷であるので参加する。

宮沢賢治でナールほどと思った

吉田司「宮澤賢治殺人事件」(文春文庫)を読んだ。
私も、賢治のファンではあるが、何とも器用で、日蓮宗の国柱会との関係など、わからないままで来た。でも、雨ニモマケズ・・・・のガンバリズムはどうもつきあいきれないし、火山を爆発させて農民に火山灰を贈るグストーブの自己犠牲の話。アーいうのは好きになれなかった。
そうなんだけど、やまなしが流れる童話やヨタカがいじめられて宇宙に飛んでいき、セロ弾きのゴーシュや風の又三郎などは、いいなーと思う。

佐高信による、原発推進者を一人一人名前をあげて批判する本を読んだ。
直接的な”原発村”関係者だけでなく、東電や関電の宣伝に手を貸したと王貞治や中島みゆきまで批判されていた。その本には、高木仁三郎や広瀬隆、京大熊取衆のことを原発反対で頑張ってきたとほめているのだが・・・・・・・・・高木氏が宮澤賢治を好きなことには同意しない、と佐高はいう。吉田司が紹介されており、原発反対とカメレオン的な宮澤賢治がどうして高木の中では矛盾しないのか、とあった。

それは面白そうだと、吉田の本を読んだ。
吉田氏は”三里塚の夏”の記録映画に関わり、その後、水俣患者と10年近く一緒に住み、戦った、という。母親がそもそも、賢治の強烈な信者で、小さいころから賢治・賢治と刷り込まれてきた。だから普通の人以上に、雨にも負けず・・・・・なんて、何と嫌なものだろうと思ってきた。ところが生誕100年をピークに、異様な賢治フィーバーが起きた。これはやばいぞ、というのが彼の本書を書く動機だ。

吉田の賢治批判=賢治やばいぞ、とは
+花巻における宮澤家は地方の豪商であって、彼は農民運動をするわけではなく、遠くから農民を見ていただけ。
+日蓮宗の国柱会に入っていたこと。国柱会とは、田中智学による日蓮ファシズム団体で、一人一殺の井上日照や満州事変の石原莞爾、2・26の青年将校などすべてこの影響による。宮澤が「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」といっているのも、田中の法華的な八紘一宇と同じ、というのは怖い。
+賢治は器用だから、農民への救済、自然主義者という面を誇大に評価するととんでもないことになる。戦争中に転向した者たちにとっても「言い訳」として宮澤賢治はすごく使い勝手が良かった。

雨ニモマケズ・・・・は要するに、農民になれず、農民の外側でうろちょろしていた者の敗北宣言だというのだ。なかなか面白かった。興味があったら読んでください。

「殺人事件」とともに面白かった本・・・・・・・石川達三「生きている兵隊」。これは南京事件を含む1937年頃の中国侵略戦争を兵士の側から書いたもの。殺し、焼き、盗み、強姦する。そういう場面が淡々とでてくる。兵士たちは気が狂う寸前である。それをあの時代によくぞ書いたものだ。発禁、4か月の懲役が待っていた。
日立海浜公園
長男が間もなく北海道に帰る。昨日は彼の運転でひたち海浜公園に行った。広い公園で国営、写真は水仙を前に。水仙って100種類以上もあるんだ。

週末には中目黒に行き、目黒川沿いの花見の混雑ぶりを見た。1分咲き程度だが、すごい人だった。寒くて風邪をひいた。

本日3日、JXTGの本社が大手町になっての日勤者の初出勤だ。大食堂は安いらしい。
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